2018年秋でApple公式サイトから姿を消してしまったiPhone SE。いつまで現役として利用できるのでしょうか。
2018年9月13日Appleのイベントで新型iPhoneが3機種発表になりました。
- iPhone XS
- iPhone XR
- iPhone XS MAX
3機種全て物理的なホームボタンが廃止され、全面ディスプレイのモデルとなりました。
ディスプレイ大型化の波は止められない状態ですね。
新機種発表の裏でとうとう存在が消えてしまったモデルがあります。
iPhone SE
僕はiPhone SEの後継機種がサプライズで発表になると予想していたのですが、残念ながら発表されませんでした。
それどころかAppleの公式サイトからもその姿を消してしまったのです・・・。
公式サイトからはiPhone SEを購入することはできなくなりました。
ただ家電量販店や大手キャリア、格安SIMでもまだ取り扱いをしていますので、新品を正規購入するなら今がラストチャンスかもしれませんね!
このiPhone SEですが、いつまで現役として利用できるのでしょうか。
正式発表ではないので予測ですが2020年秋発表のiOSまで対応できると考えられます。
また故障した場合には2020年以降でも修理の対象になるでしょう。
iPhone SEを今購入しても決して遅くはありません。
ではなぜiPhone SEが2020年秋発表のiOSまで対応できると考えることができるのか詳しく解説いたします。
目次
iPhone SE はいつまで最新のiOSに対応できるか
近年発売されたiPhoneは発売から5年は最新のiOSにアップデートできることが多いです。
機種名 | 発売時期 | 最終iOS(最終更新) |
iPhone4s | 2011年10月 | iOS9.3 (2016年8月) |
iPhone5 | 2012年9月 | iOS10.3(2017年7月) |
iPhone5s | 2013年9月 | iOS12(2018年9月)に対応 |
2018年秋に発表された最新iOS12は2013年9月(5年前)に発売されたiPhone5sも対応しています。
Apple公式サイト・・・iOS12(ページ最下部に対応デバイス情報)
最新iOSへの対応はiPhoneの性能が上がることでますます長くなっていくと予想できます。
iOS12では最新機種でなくとも動作が向上することが説明されていました。
Apple公式サイト・・・iOS12詳細ページ(パフォーマンス部分に記載あり)
発売から5年までは最新のiOSに対応できると考えると、iPhone SEが発売されたのは2016年3月なので2021年秋発表のiOSまでは対応できそうですよね。
ただiPhone SEはiPhone 6Sと同じ性能を持った機種なので、2015年9月に発売されたiPhone6Sと同じ時期である2020年秋に最新iOSへのアップデートが終了することになるでしょう。
iOS12に対応したことにより最短でもあと1年はiPhone SEを利用できます。
さらに、iPhoneの性能を司るCPUから予測しても、iPhone SEは次回アップデートで登場するiOS13にも対応するのではないかと考えられるので、今購入しても長く使うことができそうです。
<iPhoneの機種別CPU>
iPhone5s・・・A7チップ ← iOS12に対応
iPhone6 ・・・A8チップ
iPhone6s・・・A9チップ
iPhone SE・・・A9チップ
最新のiOSにアップデートできても、iPhoneの性能によって使えない機能もでてくるので注意しましょう。(例えばiPhone6sではSuicaの機能は使えません。)
iPhone SEが最新のiOSに対応できなくても使えるのか
ではiPhone SEが最新のiOSアップデートに対応できなくなったら、壊れるまで使っても大丈夫なのでしょうか?
それはオススメできません!
なぜなら
- 最新のセキュリティに対応できない
- iOSのバージョンで利用できないアプリもある
これらのトラブルが発する可能性があります。
特にセキュリティについては重大な問題(大切な個人情報が盗まれてしまったり、詐欺に遭う危険)になるので、iPhoneを利用するならば最新のiOSにアップデートするのは大切なことです。
旧モデルのiPhoneのOSをアップデートする場合は不具合が起きる可能性がありますので、リリースから暫くは様子を見たほうが良いでしょう。安定して利用できることを確認してからiOSをアップデートするのが安心です。
それにしても、コンパクトなサイズで機能もiPhone6sと同等という申し分ない機種なのに、公式サイトから姿を消したのはとても残念です。
iPhone SEが壊れてしまったらいつまで修理できるか
iPhone SEはまだしばらく最新のiOSに対応できそうですが、iOSに対応していても壊れてしまったら意味がありませんよね。
Appleには公式修理サービスがあります。
Apple公式サイト iPhoneの修理サービス
こちらのページでは2011年10月14日に発売されたiPhone4sの記載が確認できます。(2019年1月現在)
部品の供給具合にもよりますが、費用をかければ発売から5年以上は修理可能と予想できます。
ただしAppleのiPhone向け保証サービス「AppleCare+for iphone」に加入していても、購入から2年目までしか通常よりも安く修理することはできませんので、それ以降の修理には安くない費用がかかると考えておいたほうが良さそうです。
iPhone SEの修理にかかる費用(2019年1月現在)
修理項目 | AppleCare+加入 | AppleCare+非加入 |
画面の修理 | 3,400円 | 14,800円 |
その他の修理 | 11,800円 | 30,400円 |
iPhone SE のバッテリーの寿命はどのくらいか
Appleの公式発表によるとiPhoneに使われているリチウムイオン電池の寿命は3年です。
購入から3年程度経過すると、性能は落ちていきます。
バッテリーは大切に使っていたとしても寿命があるものなので、使用期間が長くなるほど自然と消耗していくものなので防ぎようがない部分でもあります。
iOS11.3からはバッテリーの性能を診断する機能が追加されました。
Apple公式サイト iPhoneのバッテリーとパフォーマンス
少しでも消耗を抑えるために工夫して利用することが重要です。
Appleの修理サービスの中にはバッテリー交換も含まれています。
Apple公式サイト iPhoneの修理-バッテリーと電源
iPhoneのバッテリーの性能が落ちた場合、有償(場合によっては無償で)バッテリーを交換してくれます。
2019年1月現在、iPhone SEのバッテリー交換費用は以下のとおりです。
AppleCare加入・・・0円
購入から1年以内・・・0円
上記以外・・・5,400円
僕はiPhone6sを利用していますが、バッテリーを交換したことがあります。
その時の記事も参考にしてみてください。
>>iPhone 6sのバッテリーを無料で交換したのでレポートします!

iPhone SEのバッテリーの寿命は購入から3年程度と考えておけばよいでしょう。
iPhone SEはどこで購入できるのか
Appleの公式サイトでの購入はできませんが、大手キャリアや格安SIMでも取り扱いしているのでまだ新品でも購入可能です。
ただ新たに生産することはないと思うので、現在市場に出回っているものが新品で購入できる最後のiPhone SEになるのではないでしょうか。
オークションやメルカリでも購入できると思いますが、偽物だったりや壊れていたりする可能性が0ではないのであまりおすすめできません。
僕が利用している格安SIMのLINEモバイルでもiPhone SEの取り扱いを開始しました。
LINEモバイルでiPhone SEを購入する時の価格やメリット、注意点はこちらの記事で詳しく紹介していますよ!
>>iPhoneSEを今から買う人はLINEモバイルがおすすめな3つの理由!

是非LINEモバイルの公式サイトもチェックしてみてくださいね。
LINEモバイル公式サイト>>LINEモバイルでiPhoneをお得に使う
まとめ:iPhone SEはいつまで使えるのか
2018年9月現在、iPhone SEはApple公式サイトからは購入できませんが、SIMフリー版(格安SIM等で利用できるもの)もキャリア版もそれぞれ購入可能な状態です。
近年発売されたiPhoneは、発売から5年は最新のiOSに対応しており、iPhone SEのCPUの性能を考えても2020年秋発表のiOSまで対応できると予想できます。
また壊れてしまったとしても、当分の間公式修理サービスを利用することができそうです。
ただし、バッテリーの性能は購入から3年程度で低下していくので注意しましょう。
今からiPhone SEを購入してもしばらくの間使えます!
2016年3月にiPhone SEは発表されたので、2年半もの長い間iPhoneの特別なシリーズとしてファンに愛されてきました。
名前を変えてでもいいので、もう一度戻ってきて欲しいと思います!
まだまだ現役として使えるiPhone SE。
コンパクトなスマートフォンが良いと思えるならオススメです!
iPhone SEと同じ性能のiPhone6sをiOS12にアップデートしてみました。
使用感をレポートしましたので、参考にしてみてください。
