iPhone SE(第3世代)を購入しました。
4.7インチディスプレイとコンパクトサイズながら、iPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載。
ホームボタンによる指紋認証にも対応しているのも嬉しいポイントです。
iPhone SE(第3世代)は2枚のSIMを搭載できる「デュアルSIM」に対応しています。
- SIMカード+eSIM
- eSIM+eSIM
いずれの方法でも設定可能です。
SIMカード1枚の運用でも不便はありませんが、せっかくデュアルSIMに対応しているのであれば使ってみたくなるもの・・・。
そこで実際にiPhone SE(第3世代)にSIMカードとeSIMを登録してみたので、本記事で紹介していきます。
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iPhone SE(第3世代)にデュアルSIMを設定する方法
iPhone SE(第3世代)でデュアルSIMを設定する方法を解説いたします。
なお、僕がデュアルSIMとして選んだのは楽天モバイルの物理SIMと、IIJmioのeSIMです。
- 楽天モバイルのSIMカードを設定
- IIJmioのeSIMを設定
- 利用回線の設定
SIMの設定は先後逆でも問題ありません。
楽天モバイルのSIMカードを設定
iPhoneに楽天モバイルのSIMカードを設定する方法はめちゃくちゃ簡単です。
iPhone SE(第3世代)のSIMトレイに楽天モバイルのSIMカードをセット。
画面に「キャリア設定アップデート」の通知がポップアップされるので「アップデート」をタップします。
これでSIMカードの設定は終了です。
アンテナピクトにRakutenと表示されていることが確認できます。
IIJmioのeSIMを設定
続いてIIJmioのeSIMを設定していきます。
eSIMの設定って凄く難しいように感じると思いますが、基本的にキャリアから提供されたQRコードをスマホで読み込むだけです。
どこのキャリアのeSIMも同じ様に設定できるので、一度やってしまえばすぐに慣れると思います。
IIJmioのギガプランでeSIMの契約をして使えるようになると、以下のようなメールが届きます。
アクティベーションコードをタップすると設定用のQRコードが表示できます。
もちろん、iPhone SE(第3世代)でQRコードを表示させても読み込むことができないので、別のスマホやタブレット、パソコンなどに表示させてください。
それではiPhone SE(第3世代)にIIJmioのeSIMを登録していきます。
設定内のモバイル通信にある「モバイル通信プランを追加」をタップします。
するとカメラが起動してQRコードを読み込む準備が始まります。
ここで、別のデバイスで表示させているQRコードを読み込んでください。
無事QRコードの読み込みが完了すると、IIJmioを追加しますか?と表示されるので「モバイル通信プランを追加」をタップしましょう。
これでIIJmioのeSIM設定が完了しました。
重要なのでもう一度言いますが、アクティベーションコードは設定するスマホとは別のデバイスで表示させてくださいね。
利用回線の設定
2回線目のSIMを登録すると、引き続き利用回線の設定に進むはずです。
まず2つの回線に名前を付けます。
デフォルトでは「主回線」「副回線」になっていると思います。このままでも良いですし、分かりやすく変更してもいいでしょう。
僕は楽天モバイルを「Rakuten」、IIJmioを「IIJmio」にしてみました。
次に音声通話とSMS送信に使うデフォルト回線の設定。
IIJmioのeSIMは音声通話・SMSに対応していないので、僕の場合は楽天モバイルを選択します。
続いてiMessageとFaceTimeに紐付ける回線を選択。こちらも楽天モバイルです。
最後にモバイルデータ通信に利用する回線の選択です。
楽天モバイルを0円で運用するには毎月1GBで収める必要があるので、ここはIIJmioを選択しました。
「モバイルデータ通信の切替を許可」を有効にすると、IIJmioの電波が弱い場合に自動的に楽天モバイルが使用されることになるので無効にしておいたほうが安心です。
これで必要な設定が全て完了しました。
最後に念のために設定内容を確認しておきましょう。僕の場合は次のとおりです。
- モバイルデータ通信:IIJmio
- デフォルトの音声回線:楽天モバイル
アンテナピクトには2つの回線が並んで表示されています。
念のため楽天モバイルで音声通話できるのか試してみました。
iPhoneの仕様上、Rakuten Linkから発信することはできますが、着信はデフォルトの電話アプリになってしまいます。
- Rakuten Linkで発信
- 電話アプリで着信
デフォルトの電話アプリで着信した場合、そのまま折り返さずにRakuten Linkから発信しなければ通話料が有料になるので注意が必要ですね。

楽天モバイル店舗でiPhone SE(第3世代)が実質1円!
これからiPhone SE(第3世代)を購入する人は、楽天モバイルで開催中のキャンペーンをチェックしておきましょう。
以下の条件はあるものの、後日還元される楽天ポイントを加味すれば64GBモデルが実質1円で購入可能です。
- 64GBモデル
- 48回分割で購入
- 実店舗で購入
楽天モバイルのiPhoneアップグレードプログラムを利用すると、iPhone SE(第3世代)64GBモデルの実質負担額は34,692円になります。
そして還元される楽天ポイントの内訳は以下の通り。
初めてのプラン申込み | 3,000ポイント |
対象製品申込み | 16,000ポイント +1,000ポイント(店舗限定) |
48回分割で購入 | 5,000ポイント +9,691ポイント(店舗限定) |
合計 | 34,691ポイント |
実質負担額34,692円 - 34,691ポイント還元 = 実質1円
店舗まで足を運ぶ手間はかかりますが、実質とは言え1円は超破格です。
なお48回分割「iPhoneアップグレードプログラム」についてはこちらの記事で解説しているので本記事と併せてご確認ください。

楽天モバイルの特徴・メリットを解説!
楽天モバイルが提供しているキャリアサービスRakuten UN-LIMITの特徴・メリットを確認していきましょう。
- 楽天回線はデータ使い放題
- エリア外でも5GBまで速度制限なし
- 速度制限になっても1Mbps
- 5G回線が無料で使える
- 契約事務手数料等が無料
- 通話料・SMS利用料が無料
- 他社(MNO)よりお得
楽天回線はデータ使い放題
他社(MNO)の大容量プランでは、速度制限なく使えるデータ通信量(ギガ)が多いので気にする必要がほとんどありません。
それはRakuten UN-LIMITでも同様。楽天回線提供エリアではデータ使い放題です。
いくらギガを消費しても、通信速度に制限がかかることがないので安心。
しかも月額基本料も最大3,278円。
100GB使っても、200GB使っても月額基本料が高くなってしまうことはありません。
エリア外でも5GBまで速度制限なし
データ使い放題なのは楽天回線提供エリアのみ。
少しずつ広がってきたとは言え、残念ながら楽天回線提供エリアは限定されています。
公式サイト>>楽天回線エリア
楽天回線エリア外では使えないのかと言うと、そうではなく、パートナー回線(au回線・プラチナバンド)を利用することになります。
ただし、高速データ通信が利用できるのは5GB/月まで。超過後は速度制限にかかってしまいます。
速度制限になっても1Mbps
パートナー回線でデータ通信量(ギガ)を5GB消費すると通信速度に制限がかかります。
しかし、Rakuten UN-LIMITでは速度制限後でも1Mbpsで利用可能です。
通常、速度制限になると低速すぎて使い物になりませんが、1Mbpsの速さであれば動画閲覧などには厳しいものの、SNSやネットサーフィンくらいであればそこそこ快適に利用できるのでご安心ください。
5G回線が無料で使える
楽天モバイルは5G回線を標準搭載しているので、5G対応端末さえ使えば追加料金を支払うことなく5G回線を利用できます。
楽天モバイルに限らず、どのキャリアでも5G回線エリアが狭い状況なので実用的ではありませんが使えるに越したことはありません。
なお5G回線対応エリアは公式サイトの地図上で確認できます。
公式サイト>>楽天回線エリア(5G)
黄色のエリアが5G回線に対応しているところです。サービス開始直後よりは少しずつ増えています。4G・LTE回線を含めて今後のエリア拡大に期待しましょう。
契約事務手数料等が無料
楽天モバイルは契約事務手数料・MNP転出手数料が無料です。
携帯会社の乗り換えにかかる事務手数料って結構ばかになりません・・・。
この点楽天モバイルなら、加入する時も、他社へ転出する時も手数料がかからないので、気軽に試せるメリットがあります。
通話料・SMS利用料が無料
Rakuten UN-LIMITの加入者は、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料・SMS利用料も無料になります。
LINEで通話する人も多いですが、固定電話への通話料も無料になるので重宝します。
ただし、iPhoneで楽天モバイルを使う人は要注意!
2021年6月15日以降、iOS版のRakuten Linkの仕様が順次変更されていきます。
変更内容は「改悪」と言われても仕方のない内容に・・・。
- Rakuten Link以外の固定電話や通話アプリからの着信は、iOS標準アプリで着信する
- Rakuten Link以外からのSMS送受信は、iOS標準アプリで送受信する
こちらの記事で、変更内容について詳しく紹介しているので御覧ください。

他社(MNO)よりもお得に使える!
現在、楽天モバイル以外のMNOでも格安料金プランがあります。
キャリア / プラン名 | 月額基本料(税込) | 備考 |
docomo / ahamo | 2,970円 | 月20GB 5分間無料通話付 |
Sofbank / LINEMO | 2,728円 | 月20GB 無料通話はオプション |
au / povo | 2,728円 | 30日間/20GB 無料通話はオプション |
楽天モバイル / UN-LIMIT | 最大3,278円 | ギガ無制限 通話料無料 |
どこの通信会社でも月20GBを2,728円から利用できるので、これまで大手キャリアが提供してきた料金プランよりもずっと安く利用できます。
ただ、それでもやっぱり楽天モバイルの方がお得。
月額3,278円で使えるデータ通信量(ギガ)は無制限で、Rakuten Linkアプリを使えば通話料も時間に関係なく無料になります。
このように楽天モバイルを利用するメリットは多いです。
Rakuten UN-LIMITについては、こちらの記事でさらに詳しくレビューしているので是非併せてご覧ください。

公式サイト>>Rakuten UN-LIMIT
ギガをいくら使っても
\ 月額最大3,278円 /
IIJmioの料金プランと特徴
eSIMとして登録したIIJmioの料金プランと特徴を紹介いたします。
料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
4GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
8GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・4GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
例えばこちらの記事でレビューしたOPPO Band StyleはIIJmioのセール中に990円で購入しました。

加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
\ スマホセール開催中 /
まとめ:iPhone SE(第3世代)でデュアルSIMを使ってみよう!
iPhone SE(第3世代)に2つのSIMを設定した様子を紹介しました。
例えば月額基本料が0円のpovoをサブ回線として登録しておくと、万が一の時の保険になるので安心です。
iPhone SE(第3世代)は少なくとも1つはeSIMを登録する必要がありますが、慣れれば簡単に設定できるのでチャレンジしてみてください。
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ラインナップは以下のとおり。ソフトバンク「新トクするサポート」による48回分割払い適用後の実質価格になります。(iPhoneは店舗購入限定)
- Google Pixel 8:実質24円
- OPPO Reno10 Pro 5G:実質24円
- AQUOS R7:実質24円
- Xperia 5 Ⅳ:実質24円
- AQUOS wish3:一括1円
- Redmi Note 10T:一括1円
- iPhone SE(第3世代)64GB:実質24円
- iPhone SE(第3世代)128GB:実質4,800円
- iPhone 13(128GB):実質24円
なんとSoftBankオンラインショップで購入するよりもお得です!
さらに以下の3機種は現金10,000円のキャッシュバック特典まであります。
- Google Pixel 8
- OPPO Reno10 Pro 5G
- AQUOS R7
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