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【Redmi 12 5Gレビュー】困らない動作性能でおサイフケータイも入ってるエントリースマホ!使ってわかったメリット・デメリット・評価

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

評価:(4点/5点満点)

お世話になります。毎月スマホを購入しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

Redmi 12 5Gを購入しました。

Redmi 12 5G

2023年10月に発売されたXiaomi製のエントリーモデルスマホです。

昨年発売されたRedmi Note 11も同じエントリーモデルながらも使い勝手がよく、個人的に激推ししてましたが、今年もXiaomiはやってくれました!

【Redmi Note 11レビュー】メリット・デメリット・評価を解説!2万円台のスマホに高駆動AMOLEDディスプレイと33W急速充電!Xiaomi Redmi Note 11(日本版)は2万円台で購入できるエントリーモデルながらリフレッシュレート90Hzに対応した有機ELディスプレイや33W急速充電を搭載したコスパの高い1台です。ライトユーザーにおすすめのSIMフリースマホ。実際に使ってみた様子をメリット・デメリットを含めて実機レビューです。...

公開市場版(いわゆるSIMフリー版)の価格は29,800円(税込み)と手頃ながらも十分なスペック。

  • 6.8インチ大画面ディスプレイ
  • リフレッシュレート 90Hz
  • Snapdragon 4 Gen 1
  • 5,000mAhバッテリー
  • 5,000万画素メインカメラ

さらに「おサイフケータイ」「イヤホンジャック」など普段使いに便利な機能もしっかり搭載されております。素敵!

果たして実力はどれほどのものなのか?

しばらくRedmi 12 5Gを実際に使ってみたので、メリット・デメリットを含めて本記事で実機レビューしていきます。

ちびめがね
ちびめがね
大画面好きのライトユーザーにおすすめっ!
メリットデメリット
・デザイン・質感が良い
・困らない動作性能
・長持ちバッテリー
・おサイフケータイ対応
・指紋認証&顔認証
・イヤホンジャック
・SDカード対応
・ゲームは厳しい
・カメラは価格なり
・充電速度はゆっくり
・モノラルスピーカー

・IP53止まり

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Redmi 12 5Gのデザイン・サイズ感・付属品

Redmi 12 5Gのデザイン・サイズ感・付属品

まずはRedmi 12 5Gの外観と付属品をチェックしていきましょう。

デザイン

Redmi 12 5Gのカラーバリエーションは以下の3色。

  • ミッドナイトブラック
  • ポーラーシルバー
  • スカイブルー
Redmi 12 5Gのカラバリ

このうち僕が購入したのはポーラーシルバーです。

Redmi 12 5Gのデザイン

我ながらナイスチョイスでした。めちゃくちゃ可愛いカラーリング!

ベースは名前の通りシルバーなんですが、極小のラメが輝くせいか、光の反射によってピンク・オレンジ・水色っぽく見える時もあります。

Redmi 12 5Gのデザイン Redmi 12 5Gのデザイン

ほらほら、良い感じの色合いじゃないですか?女性にもピッタリ。

Redmi 12 5Gのデザイン

背面パネルはエントリーモデルには珍しくガラス製でツルツル質感もGOODです。

光沢があるので反射はしますがポーラーシルバーはそこまで強くはありません。指紋や皮脂汚れも目立ちにくいですよ。

Redmi 12 5Gのデザイン

背面パネル左上にカメラレンズを2つ搭載。いわゆるカメラバンプはありません。

1つは深度計測用のカメラなので実質1眼構成になります。超広角や望遠、マクロカメラは非搭載です。

Redmi 12 5Gのデザイン

カメラレンズの横にはFeliCaマークが確認できます。

エントリーモデルながらも「おサイフケータイ」にしっかり対応しているんですよ。

背面パネルの形状は湾曲のないシンプルなフラットタイプ。

Redmi 12 5Gのデザイン

好みの問題ですが持ちにくいことはありません。

カメラバンプがないことも手伝ってスッキリした印象です。

ミドルフレームはメタリックでマットなシルバー。

Redmi 12 5Gのデザイン

この角度から見ると高級感すら感じちゃいました。普通にカッコイイ。

2万円台の格安スマホなんて思えませんよね?さすがXiaomi。

Redmi 12 5Gのデザイン

ディスプレイを上にして左側面にはカードスロット。

Redmi 12 5Gのデザイン

カードスロットはSIMカードとmicroSDカードを1枚ずつ装着できるタイプ。

Redmi 12 5Gのカードスロット

この他eSIMにも対応しているので2回線同時待受が可能です。

右側面には電源ボタンと音量ボタン。縦並びでスクショが撮影しにくいタイプですね。

にしてもミドルフレームの色合いがかっこいいなぁ・・・笑

Redmi 12 5Gのデザイン

本体上部にはIRブラスターと嬉しいイヤホンジャック。

Redmi 12 5Gのデザイン

搭載されているIRブラスターのおかげでテレビやエアコンのリモコン代わりになります

リモコンが迷子になった時などに使えるので地味に便利なんですよ。

本体下部にはマイク・USB Type-Cポート・スピーカーが搭載されています。

Redmi 12 5Gのデザイン

サイズ感

Redmi 12 5Gのサイズは169×76×8.2mm。

6.8インチのディスプレイを搭載しているだけあって普通にデカいです。

Redmi 12 5Gのサイズ感

ただ厚みが抑えられているのは扱いやすいポイントになっていると思います。

縦長でシュッとしている印象です。ゴツくはありませんね。

Redmi 12 5Gのサイズ感

ただ大きいだけなら良かったんですが、Redmi 12 5Gはやや重め。

付属フィルムを貼った状態で、ちょうど200gでした。

Redmi 12 5Gのサイズ感

バランスが良いのか持っていて苦痛になるほどではないですが、次のモデルではもう少し軽くなってくれたら嬉しいですね。

付属品

Redmi 12 5Gの付属品は以下の通り。

  • クイックスタートガイド
  • SIMピン
  • 保護ケース
  • 保護フィルム
Redmi 12 5Gの付属品

残念ながら充電器・充電ケーブルは付いてきませんでした。

少し残念ではありますが、後述するように「神ジューデン」などの爆速充電には対応していないので、今持ってる充電器などをそのまま使えるということで良しとしましょう。

その代わりに価格が3万円を切ったと考えればむしろ喜ばしいことです。

保護ケースは珍しい半透明のソフトタイプ。

Redmi 12 5Gの付属品

カメラレンズの飛び出しを守ってくれるので、とりあえず装着しておきましょう。

個人的に1点だけ微妙なポイントがありまして。それがこの部分。

Redmi 12 5Gの付属品

USB Type-Cポートの保護キャップがついておりました。

埃や水分の侵入を防いでくれるので良いんですけど、充電するたびにペコッと開けないといけないので使いにくいんですよね・・・。

煩わしいと思ったら切り取っちゃっても良いと思います。その代わり水気のある場所に置いたりしないでくださいね。

保護フィルムは購入時から貼り付けてあります。

Redmi 12 5Gの付属品 Redmi 12 5Gの付属品

使い始めは滑りが悪く感じるかもしれませんが、ディスプレイクリーナーやメガネ拭きなんかでスリスリしてあげると改善するのでお試しください。

Redmi 12 5Gのディスプレイをレビュー

Redmi 12 5Gのディスプレイをレビュー公式サイトより

続いてRedmi 12 5Gのディスプレイを見ていきましょう。

ディスプレイはスマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。

毎日何度も目にするので綺麗な方が良いに決まってますからね。

6.8インチ 液晶ディスプレイ

Redmi 12 5Gのディスプレイサイズは6.8インチ。

ハイエンドモデル顔負けの大画面仕様です。

Redmi 12 5Gは6.8インチディスプレイ

下部だけは少し広めですがベゼル(縁)も狭く、画面占有率91.8%と十分な表示領域を確保しています。

Redmi 12 5Gは6.8インチディスプレイ

画面サイズが大きいだけじゃ意味がないのでは?

そんな風に思う人がいるかもしれませんが、Redmi 12 5Gは表示も綺麗です。

Redmi 12 5Gのディスプレイ Redmi 12 5Gのディスプレイ

画面解像度2,460×1,080をはじめ、スペック的にも十分で、普段使いはもちろん動画視聴でも活躍してくれます。

  • 1,080 × 2,460
  • FHD+
  • 396ppi
  • コントラスト比 1,500:1
  • 1,677万色
  • 色域:70% NTSC
Redmi 12 5Gのディスプレイ Redmi 12 5Gのディスプレイ

有機ELじゃなくて液晶なのかー!って思ってたんですが、普通に使う分には全く気になりませんでした。

もちろん厳密に言えば有機ELディスプレイに比べて黒色表現が弱くなり、メリハリに欠けるところはあるんでしょうけどね。よほど拘りがある人以外は不満に感じることはないと思いますよ。

Redmi 12 5Gは液晶ディスプレイ←液晶 / 有機EL→

視野角もそれなりに広いので、多少きつい角度から見ても視認可能です。

Redmi 12 5Gの液晶ディスプレイ

なお、僕は初期設定で問題ありませんでしたが、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することも可能です。

明るさが物足りない場面も

Redmi 12 5Gのディスプレイは普通に使っている分には特に不満はないのですが、最大輝度が550nitと控えめなので明るさが物足りなく感じることがありました。

明るさレベル最大なら他のスマホと差はありませんが、50%を下回ると暗くなります。写真じゃ分かりにくいかも。

Redmi 12 5Gは最大輝度550nit明るさレベル最大
Redmi 12 5Gは最大輝度550nit明るさレベル50%

眺める角度を浅くすると暗さが目立ちますね。

Redmi 12 5Gは最大輝度550nit

このため、室内で使う分には問題ないものの、屋外、特に直射日光が強いシーンでは画面が見にくくなることがあるのでご注意ください。

明るさ自動調節機能はもちろん搭載されていますが、自分で好みの明るさに調整しても良いでしょう。

ちびめがね
ちびめがね
明るさ1,000nitは欲しいところです・・・。

画面リフレッシュレートは90Hzをサポート

Redmi 12 5Gはリフレッシュレート最大90Hzをサポート。

エントリーモデルで高駆動ディスプレイを搭載しているのは貴重なので、嬉しいメリットになります。

シーンに合わせた自動調整(デフォルト)の他、60Hz・90Hzの固定設定も選択可能です。

1秒間にディスプレイを90回書き換えてくれるので、一般的なスマホ(60Hz)よりもスクロールが滑らかに心地よく動いてくれます。

Redmi 12 5Gはリフレッシュレート90Hzをサポート

さらにRedmi 12 5Gのリフレッシュレートは可変式。

シーンに合わせてリフレッシュレートを30・48・60・90Hzに自動調節してくれます。

高駆動でありながらも省エネ設計になっているので嬉しいポイントです。

なお、リフレッシュレートを90・60Hzの固定設定にしても、自動調節は有効になるようです。(固定の意味・・・笑)

Redmi 12 5Gのリフレッシュレート自動調節90Hz→48Hz
Redmi 12 5Gのリフレッシュレート自動調節60Hz→48Hz

性能が高くないスマホでもリフレッシュレートが高いだけで体感の操作性が良くなります。

2万円台のスマホでも高駆動ディスプレイな点は、Redmi 12 5Gの嬉しいメリットです。

操作は両手持ち推奨

Redmi 12 5Gは6.8インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。

片手で操作しようとしても端まで指が届かないですからね。

Redmi 12 5Gは両手操作

慣れれば文字入力くらいは片手でもスラスラできちゃうとは思いますが、まぁ重いので、あまり無理はしないようにしてください。

Redmi 12 5Gは両手操作

インカメラはパンチホールタイプ

Redmi 12 5Gのインカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。

Redmi 12 5Gのインカメラ

小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。

Redmi 12 5Gのインカメラ

・・・と思ったんですけど、こうして見るとディスプレイが大きいのでインカメラの占める割合が小さくなって、あんまり目立ちませんね笑

Redmi 12 5Gのインカメラ

いいね!Widevine L1で動画視聴が快適!

デジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。

低価格帯のスマホだとL3になっているものもありますが、Redmi 12 5Gなら高画質での視聴が可能となります。

NetflixではHDR機能は非対応なもののFull HD再生可能。

Redmi 12 5GはWidevine L1

ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴できます。

Redmi 12 5GはWidevine L1

YouTubeでも色んな動画を視聴してみたのですが、僕が検証した限りでは最大で「2160p」、殆どの動画で「1080p60」が最高設定の状態でした。

Redmi 12 5GはWidevine L1 Redmi 12 5GはWidevine L1

やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が捗ります。

スマホをそんなにバリバリ使わないライトユーザーであっても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。

まさにRedmi 12 5Gはそんなあなたにピッタリのスマホだと思います。

Redmi 12 5Gの基本性能・動作性能をレビュー

Redmi 12 5Gの基本性能・動作性能をレビュー

スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。

超重要ポイントなので購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?

スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。

Redmi 12 5GにはQualcomm製の「Snapdragon 4 Gen 2」が搭載されております。

2023年6月に発表されたチップセットで、廉価モデルながらも4nmプロセスルールを採用している点が大きな特徴です。

公式サイト>>Snapdragon 4 Gen 2

AnTuTuベンチマークスコア

スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。

ちびめがね
ちびめがね
スコアが全てではないですが目安に!

最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは414,955点、GPUスコアは48,978点

旧世代のVer.9では総合スコアが346,292点、GPUスコアは45,890点という結果になりました。

2023年11月時点の最高スコアは160万点(Ver.10)を超えている状況ですが、40万点を超えていれば、普段使いで困ることは殆どないでしょう。

ちなみに総合スコアだけで比較すれば、2022年のミドルレンジスマホに搭載されまくっていたSnapdragon 695 5Gよりちょっと低いくらいです。

SD 695 5G搭載スマホAnTuTuスコア(Ver.9)
OPPO Reno9 A397,093
Xperia 10 Ⅳ380,016
moto g52j 5G376,468
AQUOS sense7372,436
Redmi Note 11 Pro 5G372,389

実際に使っていても、時々モタモタっとする時はあるものの、概ねストレスなく動いてくれました。

Redmi 12 5Gの動作性能

X(旧Twitter)のスクロールなんかも、リフレッシュレート90Hzに対応していることもあってかなり快適でした。

Redmi 12 5Gの動作性能

ふとした瞬間に少し動きがノロノロしちゃうことはあるんですが(2回目)、スマホの使い方がネットサーフィン・SNS・メール・動画視聴・通話のようなライトユーザーであれば、不満を感じることはないでしょう。

これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをこちらのページにランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。

なおGeekbench 6のスコアは以下のとおりです。参考にどうぞ。

AQUOS sense7/Xperia Ace Ⅲと動作性能を比較

Redmi 12 5G・AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲの動作性能比較

スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲと実際の動作性能をプチ比較してみました。

AQUOS sense7は2022年発売のミドルレンジスマホで、Snapdragon 695 5Gを搭載し、カメラ性能が強化された大人気モデル。

【AQUOS sense7レビュー】シリーズ最高傑作!使ってわかったメリット・デメリット・評価AQUOS sense7はSnapdragon 695 5Gを搭載したミドルレンジスマホ。senseシリーズの特徴である扱いやすさはそのままに、カメラ性能が大きく進化しています。超長持ちバッテリーも魅力的な1台です。実際につかって感じたメリット・デメリットを含めて実機レビューしています。...

Xperia Ace Ⅲも2022年に発売され、Snapdragon 480 5Gを搭載したエントリーモデルの代表選手のような人気機種です。

多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェック。

Redmi 12 5G・AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲの動作性能比較Yahoo! JAPAN
Redmi 12 5G・AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲの動作性能比較Yahoo! JAPAN
Redmi 12 5G・AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲの動作性能比較楽天市場
Redmi 12 5G・AQUOS sense7・Xperia Ace Ⅲの動作性能比較楽天市場

さすがにミドルレンジスマホのAQUOS sense7に比べると表示速度は遅くはなりますね。

特にブラウザの立ち上がりの場面で差が出るようです。

ヤフーでも楽天でも、ページが開いた後の動きは、そこまで変わらないんですけどね?

ただ、これくらいの表示速度の差であれば十分使えちゃうと感じる人も多いんじゃないでしょうか。

というか、これは余談ですが、1年前のエントリースマホながらもXperia Ace Ⅲの動きが悪くないのが意外ですね。人気になるのも分かる気がします。

ゲーム性能は高くない

Redmi 12 5Gのゲーム性能

AnTuTuスコアを見て気付いた人もいるかもしれませんが、Redmi 12 5Gはゲーム性能が高くありません。

AnTuTuの総合スコアは40万点を超えているものの、スコアの内訳を見てみると、GPUスコアが極端に低いことが分かります。

  • Ver.10:48,978
  • Ver.9:45,890

これは、Snapdragon 695 5Gはもちろん、AQUOS wish3などに搭載されているDimensity 700よりも低いスコアです。

【AQUOS wish3レビュー】旧モデルを買うべき?使って分かったメリット・デメリット・評価AQUOS wish3は扱いやすいサイズ感とライトユーザーの普段使いに困らない動作性能が特徴のエントリースマホです。実際に使ってみた様子をメリット・デメリットと併せて実機レビューしています。...

GPUスコアはゲーム性能の良し悪しを判断する指標の1つ。

つまり、Redmi 12 5Gは普段使い専用スマホと考えた方が良いと思います。

実際にゲーム性能のベンチマーク的な存在になっている原神をプレイしてみたところ、デフォルトグラフィック設定(低/30)で、平均FPS 24.317。

Redmi 12 5Gで原神

グラフィック設定が最高/60の状態だと、平均FPSが14.068になってしまいます。

デフォルト設定なら遊べなくもないですが、個人的には遊びたくないなって思いました笑

もちろん、ちょっとしたミニゲームやテーブルゲームくらいであれば、時間潰し的にプレイしても問題ないですよ?

Redmi 12 5Gでミニゲーム

ただ、おー!AnTuTu40万点じゃん!これならゲームもいけそうだわー!うぇーい!

・・・なんて考えてRedmi 12 5Gを購入すると確実に後悔すると思うのでご注意ください・・・。

AnTuTuストレージ速度テストのスコア

AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。

読み込みも書き込みも、エントリーモデルのスマホながらも頑張ってる印象です。

何度も言いますが、小難しい操作さえしなければ、ストレスなく使えるでしょう。

ストレージ容量は128GBとそれなりのサイズ。

システム領域に10GB使うので実際に保存可能なのは110GB程度になります。

ゲームを大量にダウンロードする人はいないと思いますが、写真や動画を沢山撮る人は少し注意してください。めちゃくちゃ大容量ってわけでもないので。

ただRedmi 12 5Gは最大1TBまでのmicroSDカードを装着できるので、容量不足になりそうな人は、予め入れておいても良いでしょう。

難しい操作をすることもなく、カードスロットに入れてあげれば認識してくれましたよ。

メモリ拡張機能がある

Redmi 12 5GGには使わないストレージの最大4GB分を仮想メモリにする「RAM拡張」機能が搭載されていました。

もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。

それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。

元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。

Redmi 12 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー

Redmi 12 5Gのバッテリー持ち・充電速度公式サイトより

続いてRedmi 12 5Gのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。

PCMarkバッテリーテストのスコア

Redmi 12 5Gのバッテリー容量は5,000mAhとスペック的には十分な容量。

ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。

そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。

PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。

PC Markでバッテリー性能をチェック

画面の明るさは50%固定、リフレッシュレートを自動・90Hz・60Hzに設定してそれぞれ計測した結果が以下のとおり。

最もバッテリーを消耗しそうな90Hz固定設定でも17時間44分と超優秀な結果に。

60Hz設定に至っては、20時間を超えてしまいました。

この結果であれば、通常利用で2〜3日充電しなくても普通に過ごせちゃうと思います。

快適な動作性能に加えて、バッテリー持ちも良いのは、ライトユーザーにとって大きなメリット。素晴らしいです!

なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。

バッテリー消費時間を実機で計測

スコアだけではピンと来ない人もいるかもしれないので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。

ディスプレイの明るさは自動調節にしての検証です。

まず1時間Amazonミュージックで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は2%。

1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗6%。

原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。

24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリー消耗は5%。

それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。

使用時間バッテリー消耗使用可能時間(想定)
音楽再生 1時間2%約50時間
動画再生 1時間6%約16時間
原神 1時間13%約7.5時間
24時間放置5%約20日間

参考に人気のミドルレンジスマホGoogle Pixel 7aと比較すると以下の通り。

使用時間Redmi 12 5GPixel 7a
音楽再生 1時間2%3%
動画再生 1時間6%7%
原神 1時間13%17%
24時間放置5%9%

当然ディスプレイやSoCの動きが大きくなるほどバッテリーは消耗していきますが、極端にバッテリー消耗が激しくなるような動作はありません。

この結果であれば、Redmi 12 5Gのバッテリー持ちは優秀と判断して良いでしょう。

充電速度はイマイチ

バッテリー持ちは優秀なRedmi 12 5Gですが、充電速度はそこそこです。

バッテリー残量15%からフル充電にかかった時間は1時間50分。

超急速充電に対応しているスマホが増えているので少々寂しい結果でした。

同じXiaomi製のスマホには120W神ジューデンなんかもあることですし、もうちょい頑張って欲しかったなーとは思います。

なおスペック的には18W急速充電に対応しているような書き方をしているのですが、実際に計測してみるとそこまでは出ないようです。

Redmi 12 5Gの充電速度 Redmi 12 5Gの充電速度

Xiaomi製の67W充電器を使っても10Wしか出てませんからね・・・。

まぁ、とにかく毎日寝る前に充電するのを忘れないようにしましょう!

そうすれば急速充電なんて必要ないんですから。それが1番です笑

ちびめがね
ちびめがね
そういうことじゃないだろ!

Redmi 12 5Gのカメラ性能をレビュー

Redmi 12 5Gのカメラ性能をレビュー公式サイトより

スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?

Redmi 12 5Gで実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。

基本的にシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。

ちびめがね
ちびめがね
ブログ掲載の都合上、全ての写真をリサイズしていますのでご注意ください。

カメラアプリ

カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。

毎度おなじみXiaomiカメラの雰囲気ではありますが、廉価モデルのせいか少し簡素ですね。

Redmi 12 5Gのカメラアプリ写真撮影
Redmi 12 5Gのカメラアプリ動画撮影

ディスプレイをピンチアウトでズームができる他、倍率ボタンをタップすればスライダーも表示されます。

Redmi 12 5Gのカメラアプリ

撮影中のメニューはこんな感じで、細かい設定ができるプロモードはありません。

Redmi 12 5Gのカメラアプリ

なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せないようです。

メインカメラの作例

まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。

と言っても、Redmi 12 5Gにはメインカメラしかないので、これがほぼ全てになっちゃうんですけどね笑

比較用に「AQUOS sense8」「Xperia Ace Ⅲ」で撮影した写真をあわせて掲載していきます。

Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ

日中の明るい場面であれば、どのスマホでもパッと見は良い感じに撮影できます。

Redmi 12 5Gは明るく撮影しようとする傾向があるようで、全体的に白っぽさが強い印象です。

またAQUOS sense8に比べると解像感が低く、モワモワっとした写真になっています。

AQUOS sense8は特にカメラ性能が高いミドルレンジスマホなので、差が出やすいんだと思います。

HDR性能を確かめるために逆光のシーンでも撮影してみました。

Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ

AQUOS sense8はさすがの仕上がり。

あとの2つはそこまで変わらないですかね。

HDR機能は常時OFFで、使うときだけ有効にする必要があるようです。

アイコンにはAUTOの表示があるんですけどね?なぜか確認すると毎回OFFになってて少し不便でした。

夜景モードの作例

Redmi 12 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。

通常撮影
夜景モード
通常撮影
夜景モード

全体的に明るくなる反面、ライト等の光は抑えられてバランスが良くなっていることが分かりますね。

ただそもそもノイジーで解像感が低くなってしまうので限界はありそうです。

他のスマホと比較してみましょう。

Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ

暗い場所での撮影はカメラ性能の差が出やすいですね。

AQUOS sense8は解像感が高くパリッとして綺麗です。凄い。

Redmi 12 5GもXperia Ace Ⅲよりは綺麗ですが、それなりに明るいシーンじゃないとボヤボヤしてしまいます。

念のため明暗差が激しい場所でも撮影。

Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ

日中よりも強く効果が出ているような気がします。

とは言え、簡単に綺麗な写真を撮影したいと思ったら、ミドルレンジ以上のスマホを買ったほうが良いと思います。

Redmi 12 5Gも悪くはないですが、価格なりの性能と思っておいたほうがいいでしょう。

デジタルズーム(最大10倍)の作例

Redmi 12 5Gには望遠カメラがないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。

スマホの撮影でズームを使うシチュエーションって、被写体にもう少し寄りたい!って時だと思うので、まず2倍ズームで撮影した写真をチェック。

Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ
Redmi 12 5G
AQUOS sense8
Xperia Ace Ⅲ

かなり綺麗に撮影できるのでガンガン使っていきたいですね。

ただ、色がちょっと明るくなり過ぎちゃう傾向があるような気がします。

通常撮影
2倍ズーム

全然違う・・・笑

ちょっと使う時に気をつけてあげたほうが良いかもしれません。

高画素モードの作例

Redmi 12 5Gのメインカメラは5,000万画素での撮影(高解像度モード)も可能です。

通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。

なんとなく画素数が多いほうが綺麗に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?

通常撮影
高画素モード
通常撮影
高画素モード

掲載用にリサイズしてるってのは大きいと思うんですけど、実際のデータを見ても全く違いが分かりません。

ただ、パッと見で違いはなくても。高画素での撮影はトリミングで活かされることがあるので、それぞれの写真で同じ部分をトリミングしてみました。

分かりにくいシチェーションだったのかもしれませんが、ここまで切り出しても殆ど違いが分かりませんね・・・。

高画素モードはデータサイズも大きくなってしまうので、大きな紙にプリントする予定があるような場合以外は、あえて使わなくてもいいでしょう。

ポートレートモードの作例

Redmi 12 5Gには簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。

通常撮影
ポートレートモード

ちょっと輪郭の処理があいまいな気がしますが、被写体を認識して背景をしっかりボカしてくれました。

人物以外の被写体にもボケモード的にも使えそうです。

深度計測センサーが搭載されているので期待してたんですけど、一般的なスマホのポートレートモードと同じように、被写体以外をバキバキにボケさせるような仕上がりになりますね。

通常撮影よりも少し暗くなりますが、印象的な写真が撮れるのでお試しください。

なお、撮影後でも撮影しながらでもボケ味の調節ができましたよ。

インカメラの作例

Redmi 12 5Gのインカメラの有効画素数は500万画素と控えめ。

個人的にインカメラって殆ど使わないので何でも良いのですが、仕上がりはボチボチと言ったところ。

もちろんインカメラでもポートレートモードが使えます。

偶然だと思いますがカーテンの飾りが玉ボケ風になっていました笑

動画撮影の作例

Redmi 12 5Gで動画撮影(1080p@30FP)もしてみました。

参考にiPhone 15 Proで撮影した動画も続けて収録しています。

 

解像感は乏しいですが日中も夜間も想像よりは綺麗に撮影できていました。

光量さえあればそれなりに見れる動画になりそうです。

手ぶれ補正がないので動きながらの撮影には向いていませんが、

ちょっとしたメモ代わりに動画を残す程度であれば使えるかもしれません。

Redmi 12 5Gを実機レビュー

Redmi 12 5Gを実機レビュー

ここからはRedmi 12 5Gの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。

OSはAndroid 13ベースのMIUI 14

Redmi 12 5GにはAndroidをカスタムしたXiaomi製OS「MIUI 14」がプリインストールされていました。

Redmi 12 5GはMIUI 14プリインストール

ベースとなるAndroidのバージョンは13です。

Redmi 12 5GはAndroid 13

アップデート保証については残念ながら公表されていないので分からずですが、Xiaomi HyperOSへのアップデート対象になるか注目しましょう。

Androidスマホはメーカーによって搭載されているOSやUIが異なり、特色・機能も様々。

僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、MIUIは使い慣れているので安心感があります。

個人的になんのカスタムも施されていないピュアAndroidよりも好みかもしれません。

起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ピュアAndroidにはないユーザーの使い勝手が良くなる工夫が嬉しいポイントです。

メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。

どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。

デュアルアプリ/セカンドスペースは非対応

残念ながら、Xiaomiスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能には非対応でした。

Android独自の複数ユーザー機能も見つけることができません。

1台のスマホでLINEアプリが2アカウント使えたりして便利なんですけどね?Redmi 12 5Gの地味に寂しいポイントになります。

なお、画面分割機能・フローティングウィンドウには対応しています。

特にRedmi 12 5Gは大画面なので、他のスマホよりも画面分割が使いやすいかもしれません。

画面分割をしながらフローティングウィンドウも出せるので、最大3つのアプリを1画面に表示させるなんてことも。

Redmi 12 5Gの画面分割機能+フローティングウィンドウ
ちびめがね
ちびめがね
さすがにワチャワチャしすぎだな!

生体認証は指紋認証&顔認証

Redmi 12 5Gの指紋認証は電源ボタンに搭載。

反応も良く、ちょっと触るだけですぐにロックが解除されました。

Redmi 12 5Gの指紋認証

触るだけのロック解除が苦手な人は、押し込む動作に変更もできるのでご安心ください。

顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なものです。

こちらも反応は良好で顔が入れば一瞬でロック解除されます。もはやロック画面が殆ど表示されないほど早いです。

Redmi 12 5Gの顔認証

顔認証も設定で、ホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択できますよ。

スピーカーは1つのみでモノラル仕様

Redmi 12 5GはWidevine L1なので高画質で動画視聴できるのですが、本体下部にしかスピーカーが搭載されていません。

Redmi 12 5Gはモノラルスピーカー

縦持ちの場合は気にならないものの、横持ちすると片側からしか音がでないためアンバランスになってしまいます。

Redmi 12 5Gはモノラルスピーカー

せっかく大画面で迫力ある映像が楽しめるだけに残念なポイントでした。

次回作はステレオスピーカー搭載を期待したいところです。

イヤホンジャック搭載

スピーカーが1つなのは寂しいところですが、幸いRedmi 12 5Gには3.5mm イヤホンジャックがあります。

Redmi 12 5Gのイヤホンジャック

スピーカーの音質もボチボチなので、なるべく良い音で音楽・動画を楽しみたい人は、素直にイヤホンやヘッドホンを使っちゃいましょう。

なお、イヤホンを接続するとサウンド効果やイコライザーが有効になるので、好みの音質に調整することもできますよ。

BluetoothコーデックはLDAC・aptX Adaptiveに非対応

Redmi 12 5Gの対応Bluetoothコーデック

Redmi 12 5Gにワイヤレスイヤホンを接続して使いたい人も多いと思います。

その場合に気になるのがBluetoothコーデック。

実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。

  • SBC:○
  • AAC:○
  • aptX:○
  • aptX HD:×
  • aptX Adaptive:×
  • LDAC:×
  • LHDC:×

残念ながらaptX以降の高音質・低遅延コーデックには、いずれも非対応でした。

音質に拘りがなければ良いですが、少しでも良い音を!と考えるなら、やっぱり有線イヤホンを使ったほうが良さそうですね。

素敵!おサイフケータイ・スマホ用電子証明書対応

Redmi 12 5Gはおサイフケータイに対応しています。

しっかり日本向けにローカライズされているのは嬉しいポイント。

FeliCaポートは背面上部、カメラユニットの横にありました。

Redmi 12 5Gはおサイフケータイ対応

普段使っているSuica・PASMO・iDなどなど、おサイフケータイをそのまま利用可能。反応も良好です。

Redmi 12 5Gはおサイフケータイ対応

ちなみに、使っている人がどれだけいるか分かりませんが、マイナポータルでのマイナンバーカードの読み込みも問題なくできました。

そして、Redmi 12 5Gはマイナンバーカードを持ち歩かずに各種サービスを利用できる「スマホ用電子証明書」にも対応しています。

スマホ用電子証明書搭載スマホ

なお、おサイフケータイと合わせて日本で人気の防塵防水性能はIP53止まり。

保護等級保護内容
IP5X(粉塵保護)機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない
IPX3(防雨)鉛直から60°以内の範囲で落ちてくる水滴、または噴霧上に落下する水によって有害な影響を受けない。

防塵性能はそれなりにありますが、防水はそれほど強くありません。

小雨がかかる程度であれば壊れることはないくらいで、生活防水に毛が生えた程度と思っておきましょう。

お風呂で音楽を聞いたり動画を見たりしたいところですが、誤って水没させてしまうと壊れる可能性が高いので我慢してください。

水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。

水分がある状態での通電は非常に危険です。

FMラジオ搭載

Redmi 12 5GはFMラジオを搭載しています。

Redmi 12 5GはFMラジオ搭載

ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは緊急時の情報収集に重宝するので、ないよりあった方が良いです。

なお、FMラジオを聞くには有線イヤホンを装着する必要があります。

イヤホンがアンテナ代わりになるんですね。

イヤホンさえ差してあれば、本体スピーカーからラジオを聞くこともできますよ。

4キャリアに対応したBand構成

Redmi 12 5G(SIMフリー版)は国内4キャリアのBandにフル対応しています。

主要Band一覧表
ドコモ回線(○)Band 1 ○
Band 3 ○
Band 19(プラチナバンド)○
ソフトバンク回線(○)Band 1 ○
Band 3 ○
Band 8(プラチナバンド)○
au回線(○)Band 1 ○
Band 18(プラチナバンド)○
Band 26(Band 18を内包)○
楽天回線(○)Band 3 ○
Band 18(パートナー回線)○

どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。

また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。

主要Band一覧表
ドコモ回線n 77 ○
n 78 ○

n 79 ✕
ソフトバンク回線n 77 ○
au回線n 77 ○
n 78 ○
楽天回線n 77 ○

5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。

スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。

今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもRedmi 12 5Gなら対応可能です。

eSIMに対応!2回線同時待受+SDカード

Redmi 12 5GはeSIMにも対応しています。

今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応してくれているのは1つメリットになります。

さらにRedmi 12 5Gは物理SIMも装着できるので、2回線同時待受+microSDカードの運用が可能です。

ライトユーザーには特に嬉しいメリットになると思います。

Redmi 12 5Gのスペック・仕様

Redmi 12 5Gのスペック

Redmi 12 5G(オープンマーケットモデル/SIMフリーモデル)のスペックは以下のとおりです。

製品名Redmi 12 5G
価格29,800円(税込み)
カラーミッドナイトブラック
ポーラーシルバー
スカイブルー
サイズ長さ:約169mm
幅:約76mm
厚さ:約8.2mm
重さ約200g
ディスプレイ約6.8インチ
LCD
1,080 × 2,460
FHD+
コントラスト比 1,500:1
最大輝度 550nits
リフレッシュレート最大90Hz
タッチサンプリングレート最大240Hz
OSMIUI 14
Android 13
SoCQualcomm
Snapdragon 4 Gen 2
RAM4GB
LPDDR4X
ROM128GB
UFS 2.2
外部ストレージ対応
最大1TB
リアカメラ(メイン)5,000万画素
f/1.8
リアカメラ(深度)200万画素
f/2.4
ビデオ(リアカメラ)1080p@30fps
720p@30fps
インカメラ500万画素
f/2.2
ビデオ(インカメラ)1080p@30fps
720p@30fps
バッテリー5,000mAh
18W急速充電?
ポートUSB Type-C
ワイヤレス充電非対応
生体認証側面指紋認証
顔認証
対応SIMnano SIM
eSIM
2回線同時待ち受け
対応Band
5G: Sub6: n3/2/41/77/78
4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42
3G: WCDMA: B1/2/4/5/8/6/19
2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
BluetoothVer5.0
位置情報GPS
GLONASS
Beidou
Galileo
イヤホンジャックあり
スピーカーモノラル
FMラジオあり
防塵防水IP53
NFCあり
FeliCa(おサイフケータイ)対応

公式サイト>>仕様

まとめ:Redmi 12 5Gのメリット・デメリット・評価

Redmi 12 5Gのメリット・デメリット・評価

Redmi 12 5Gを実機レビューしました。

最後に本記事のおさらい。Redmi 12 5Gのメリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。

メリット・デメリット

Redmi 12 5Gを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・デザイン・質感が良い
・困らない動作性能
・長持ちバッテリー
・おサイフケータイ対応
・指紋認証&顔認証
・イヤホンジャック
・SDカード対応
・ゲームは厳しい
・カメラは価格なり
・充電速度はゆっくり
・モノラルスピーカー

・IP53止まり

評価

総合評価:(4点/5点満点)

デザイン★★★★☆
サイズ感★★★☆☆
ディスプレイ★★★☆☆
動作性能★★★★☆
ゲーム性能★★☆☆☆
バッテリー性能★★★★☆
カメラ性能★★★☆☆
機能・付加価値★★★★☆
  • 普段使いに困らない動作性能
  • 6.8インチ大画面ディスプレイ
  • 長持ちバッテリー
  • おサイフケータイ搭載

まさに、小難しいスマホの使い方をしないライトユーザーにピッタリのスマホだと思います。

デザインも良い感じで、かんたんスマホとは違ってスマホ然としているのも嬉しいですよね。

ただ、ゲーム性能が低かったり、スピーカーがモノラル仕様だったり、カメラが価格なり等の弱い部分もあるので、お子さん用の初めてスマホには向いていません。

すぐに物足りなくなって「新しいスマホほーしーいー」って言い出すでしょう笑

ライトユーザーの中でも、シニア層の方に向いてるスマホだと思います。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


Redmi 12 5GはIIJmioが最安値!

2024年4月IIJmioキャンペーン

Redmi 12 5Gはオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMなどでも購入可能です。

IIJmioでの販売価格

現在Redmi 12 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。

格安SIM通常価格最安価格
公式サイト29,800円29,800円
IIjmio(4GB/128GB)27,800円7,980円
IIJmio(8GB/256GB)27,800円7,980円

メモリ容量4GBと8GB、どちらも7,980円!

エントリーモデルほどRAM容量の大きさが影響を受けやすいので、確実に8GBモデルがおすすめです。

IIJmioはキャンペーンを開催しており、今なら月額基本料と音声通話オプションの割引もあるので、超お得度が高いと思います。

IIJmio>>Redmi 12 5G

IIJmioの料金プラン

IIJmioの料金プラン

IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。

音声
データ+SMSデータeSIM
2GB850円820円740円440円
5GB990円970円900円660円
10GB1,500円1,470円1,400円1,100円
15GB1,800円1,780円1,730円1,430円
20GB2,000円1,980円1,950円1,650円
30GB2,700円2,680円2,640円2,340円
40GB3,300円3,280円3,240円2,940円
50GB3,900円3,880円3,840円3,540円

使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。

2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。

また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。

IIJmioの特徴

IIJmioの特徴は以下のとおりです。

  • 3種類の通話定額オプション
  • データ繰り越し・データシェアに対応
  • 通信速度の切り替えができる
  • 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる

1つずつ紹介していきます。

3種類の通話定額オプション

IIJmioの通話定額オプション

IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。

さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。

オプション名月額料金(税込)内容
通話定額5分+500円5分以内の国内通話無料
通話定額10分+700円10分以内の国内通話無料
かけ放題+1,400円通話時間制限なく国内通話無料

ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。

みおふぉんダイアルアプリ

みおふぉんダイアルアプリ

Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ

ちびめがね
ちびめがね
IIJmioユーザーは電話はみおふぉんダイアルで!

データ繰り越し・データシェアに対応

IIJmioはデータ繰り越しできる

IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。

毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。

また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。

同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。

IIJmioのデータシェア

家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。

通信速度の切り替えができる

毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?

そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。

そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。

会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。

IIJmioの速度切替

低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。

しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。

例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。

会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる

IIJmioでガジェットが買える

IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。

しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。

加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。

公式サイト>>IIJmio

\ セール開催中 /

2024年2月スマホ乗り換えドットコムセール

SoftBankに乗り換えを検討している人朗報です!

ソフトバンク正規代理店「スマホ乗り換え.com」でスマホセールを開催中。

ラインナップは以下のとおり。ソフトバンク「新トクするサポート」による分割払い適用後の実質価格になります。

  • Xiaomi 13T Pro:実質24円
  • motorola razr 40s:実質24円
  • Google Pixel 8:実質24円
  • Google Pixel 8 Pro:実質24円
  • LEITZ PHONE 3:実質37,956円
  • AQUOS R8 Pro:実質24円
  • Xperia 1 Ⅴ:実質24円
  • Xperia 10 Ⅴ:実質9,840円
  • AQUOS wish3:実質24円
  • Redmi 12 5G:一括1円
  • あんしんファミリースマホ:一括1円
  • Redmi Note 10T:一括1円
  • iPhone 15 Pro:実質24円
  • iPhone 15:実質12円
  • iPhone 14:実質24円
  • iPhone SE(第3世代)64GB:実質24円

公式サイト>>スマホ乗り換え.com

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