2020年10月15日に発売された、Pixel 5を購入しました。
- 6.0インチ FHD+ディスプレイ
- 超軽量151g
- 1220万画素メインカメラ
- 超広角カメラ搭載
- 美しい夜景モード
- Snapdragon 765G搭載
- 5G通信対応(sub6)
- RAM 8GB & ROM 128GB
- バッテリー容量4,000mAh
- おサイフケータイ搭載
- IP68防塵防水
- 18W急速充電対応
Googleの2020年フラッグシップモデル。
SoCが700番台のSnapdragonで物足りないという評判もありますが、多くの人がスマホに求めている機能が全て詰め込まれた非常に使いやすいSIMフリースマホです。
そして、次世代通信規格5Gにも対応しています。
僕は現在、格安SIMのLINEモバイルを利用しています。
公式サイトの動作確認済み端末一覧を調べてみましたが、Pixel 5の名前は見つからない状況でした。
そこで本記事では、Pixel 5がLINEモバイルで使えるのか実際に試してみたので紹介いたします。
なお、LINEモバイルについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、本記事と併せて是非ご覧ください。

以下の環境での検証となりますのでご注意ください。
ソフトバンク回線・au回線については未調査です。
- LINEモバイル(音声通話SIM)
- ドコモ回線
- 都内
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Pixel 5がLINEモバイルで使えるか検証
Pixel 5にLINEモバイル(ドコモ回線)のSIMカードを装着して、使えるのか検証していきます。
Pixel 5はデュアルSIMに対応していますが、物理SIMカードは1枚しか挿入できません。
また、SDカードスロットも搭載できないモデルです。
APN設定
LINEモバイルのSIMカードを挿入しただけでは、使えるようにはなりません。
必ず「APN設定」をする必要があります。
設定のモバイルネットワークをタップ。
詳細設定の中にある「アクセスポイント名」をタップします。
初期登録されているAPNには「LINEモバイル」はありませんので、「新しいAPN」をタップして追加しましょう。
APNの内容を入力していきます。
LINEモバイルでは利用している回線・プランによって入力内容が異なるのでご注意ください。
回線・プラン | 入力内容 |
ソフトバンク回線 au回線 ドコモ回線(LINEフリー/コミュニケーションフリー/ MUSIC+) | ・名前:LINEモバイル ・APN:line.me ・ユーザー名:line@line ・パスワード:line ・認証タイプ:PAPまたはCHAP |
ドコモ回線(ベーシックプラン) | ・名前:LINEモバイル(ベーシック) ・APN:linemobile.jp ・ユーザー名:line@line ・パスワード:line ・認証タイプ:PAPまたはCHAP |
APNの中から新しく作った「LINEモバイル」を選択すれば、使えるようになります。
接続Bandの確認
APN設定後に確認してみると、無事docomoの「LTE Band3」に接続できていました。
お住まいの地域によっては「Band1」や「Band19」を掴むこともあるでしょう。
もしAPN設定をしても圏外になってしまう場合には、一度再起動してあげると接続してくれると思います。
通信速度計測
念の為LINEモバイルの通信速度を計測してみました。
平日のお昼過ぎで下りが1.44Mbps。
うーん・・・あんまり早くはないですね?
利用地域によって掴むBandと速度に変化はあると思いますが、Pixel 5でLINEモバイル(ドコモ回線)は利用可能です。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のBand(周波数帯)
SIMフリーの端末を購入する時、端末がどのBand(周波数帯)に対応しているか調べることが重要です。
回線に対応していても、Band(周波数帯)に対応していなければ、電波を掴むことができず、通信できなかったり繋がりにくくなったりする可能性があります。
格安SIMでも各キャリアの回線を借りているので同様です。
大手キャリアが使用しているBandは総務省のホームページで調べることができますので、本記事では最低限対応して欲しいBand(周波数帯)を紹介いたします。
総務省公式サイト>>各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯(PDF)
ドコモ回線に必要なBand(周波数帯)
LINEモバイル(ドコモ回線)をSIMフリー端末で利用したのであれば、以下のBandへの対応が必須です。
LTE/4G | Band1 Band3(東名阪で高速) Band19(プラチナバンド) |
3G(W-CDMA) | Band1 Band6(FOMAプラス) Band19(FOMAプラス) |
ドコモ回線を利用する場合、Band1・Band19に対応していれば、ほぼ使えると考えていいでしょう。
Band3に対応していれば、東名阪地域で高速通信ができます。
3G回線のBand6・19は、エリア対策用のBandなので、山間部や地方都市にお住まいの方は対応していると繋がりやすくなります。
公式サイト>>通信・エリア
au回線に必要なBand(周波数帯)
LTE/4G | Band1 Band18(プラチナバンド) Band26(Band18を内包) |
3G(CDMA2000) | Band1 Band18 |
au回線を利用する場合は、Band1・Band18に対応している必要があります。
Band26は、Band18を内包しているので、Band1とBand26に対応していても問題ありません。
なお、auの3G通話は特殊で、CDMA2000に対応している必要があるのでご注意ください。
公式サイト>>エリア
ソフトバンク回線に必要なBand(周波数帯)
LTE/4G | Band1 Band3 Band8(プラチナバンド) |
3G(W-CDMA) | Band1 Band8 |
最低限Band1とBand8への対応が必要です。
公式サイト>>サービスエリアマップ
楽天回線に必要なBand(周波数帯)
LTE/4G | Band3(楽天回線) Band18(パートナー回線) |
楽天回線には3Gがありません。
そのため、3G通信専用端末では楽天モバイル(UN-LIMIT)を使えないのでご注意ください。
楽天回線はBand3を利用し、楽天回線提供エリア外ではauのBand18を利用します。
なお、2020年10月現在、楽天回線提供エリアはかなり狭い状況です。
公式サイト>>通信・エリア
LINEモバイルでは、ドコモ・ソフトバンク・au3つの回線から好きなものを選択できます。
Pixel 5の対応Band(バンド)周波数帯
Pixel 5がどのBandに対応しているのかチェックしていきましょう。
LINEモバイル以外の格安SIMでPixel 5を使う時の参考にしてください。
3G
UMTS / HSPA+ / HSDPA | Band 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
CDMA EVDO Rev A | BC0 / BC1 / BC10 |
4G/LTE
LTE | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 |
Pixel 5は、スペック上全てのキャリアのBandに対応しています。
LINEモバイルで選択可能な3つの回線であれば、どれでも利用可能なのでご安心ください。
まとめ:Pixel 5でLINEモバイル(ドコモ回線)は使えます!
Pixel 5はLINEモバイルで使えるのか試してみました。
接続に何のトラブルもありませんでしたので、安心して使えます。
Pixel 5は、基本性能はミドルレンジクラスのスマホと同程度ですが、何でもできて、綺麗な写真も撮れる万能スマホです。
バトルロワイヤル系のゲームにはちょっと厳しいかもしれませんが、普段使いになんの不便もありませんので、あなたも是非使ってみてください。
また、格安SIMのLINEモバイルもおすすめです。
LINEやSNSなどを利用しても、ギガを消費しないオプションが強力。
普段LINEでメッセージや通話をしている人に嬉しい格安SIMです。
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