Amazonスマートフォン本体ランキングで上位に入っている、SIMフリースマホ「UMIDIGI A5 Pro」
- 6.3インチ フルHDディスプレイ
- 16MP+8MP+5MPのトリプルカメラ搭載
- 4,150mAhの大容量バッテリー
ハイスペックでありながら、価格が約13,000円(2019年11月11日Amazon調べ)と、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンです。
実際に購入してAnTuTuのベンチマークテストをしたところ、スコアは98165ポイントと、価格の抑えられたエントリーモデルの中では、まずまずといったところ。
HUAWEIの人気端末「P20 Lite」に迫る性能です。
UMIDIGI A5 ProはSIMフリースマートフォンなので、格安SIM等で契約したSIMカードを、本体に挿入して利用します。
LINEモバイルでは、販売端末以外の動作確認情報を公式サイトで公開していますが、UMIDIGIの端末についての情報はありませんでした。
公式サイト>>動作確認済み端末検索
そこで、実際にUMIDIGI A5 ProがLINEモバイルのSIMカードで使えるのか、試してみました。
なお、使用したSIMカードは、音声通話SIM(ドコモ回線)です。
ただし、本記事と同様にワイモバイルのSIMカードでも、UMIDIGI A5 Proが使えるのか検証しています。
ワイモバイルの対応エリアは、ソフトバンクのエリアと同一です。
そのため、現在LINEモバイルをソフトバンク回線で利用中の方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>UMIDIGI A5 Proがワイモバイルで使えるか試してみました!

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UMIDIGI A5 Proの対応Band(バンド)周波数帯
SIMフリーの端末を購入する時は、端末がどのBand(周波数帯)に対応しているか調べることが重要です。
回線に対応していても、Band(周波数帯)に対応していなければ、電波を掴むことができず、通信できなかったり繋がりにくくなったりする可能性があります。
なお、ドコモ・ソフトバンク・auの各キャリアが使用しているBand(周波数帯)は、総務省のホームページで確認できます。
総務省ホームページ>>各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯(PDF)
LINEモバイル(ドコモ回線)を利用する場合に必要なBand(周波数帯)
高速データ通信に必要なBand(周波数帯)です。
LTE/4G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数帯 |
Band3(1.7GHz) | 東京・大阪・名古屋で利用可能な周波数帯。「下り」の速度が高速で利用できる |
Band19(800MHz) | いわゆるプラチナバンドです。低速ですが電波が届きやすいので地方や山間部にお住まいの方は特に重要です。 |
音声通話を利用する場合は、3Gの周波数帯への対応も確認する必要があります。
3Gは通信速度が遅い反面、電波の届く範囲が広いことが特長です。
W-CDMA/3G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数 |
Band6/19(800MHz) | 山間部などにも届きやすい周波数なので必須です。 |
音声通話をする時に必要な通信方式が「CDMA2000」となっていたらドコモ・ソフトバンクでは音声通話を利用できません。
「CDMA2000」はauが採用している通信方式です。
UMIDIGI A5 Proの対応Band(周波数帯)
UMIDIGI公式サイトのスペック情報を確認すると、UMIDIGI A5 Proが対応しているBand(周波数帯)は以下のとおりでした。
公式サイト>>UMIDIGI A5 Pro
4G
TDD-LTE方式
- Band38
- Band40
- Band41
FDD-LTE方式
- Band1
- Band2
- Band3
- Band4
- Band5
- Band7
- Band8
- Band12
- Band13
- Band17
- Band19
- Band20
- Band26
- Band28A / 28B
3G:W-CDMA
- Band1
- Band2
- Band4
- Band5
- Band6
- Band8
- Band19
3GネットワークはWCDMA方式に対応しているので、LINEモバイルでも問題ありません。
3G・4G(LTE)どちらもドコモのエリアで利用できそうですね!
UMIDIGI A5 Proは、幅広いBand(周波数帯)に対応しているので、使えない状況にはなりにくいでしょう。
なお、LINEモバイルにこれから加入する人は、事前に対応エリアを公式サイトで確認しておくと安心です。
UMIDIGI A5 ProがLINEモバイルで使えても、お住いの地域がドコモのエリア外だと使えませんからね。
公式サイト>>日本全国で繋がる通信エリア
実際にUMIDIGI A5 ProをLINEモバイルで使ってみました
実際にUMIDIGI A5 ProをLINEモバイルで使ってみました。
- SIMカードの挿入方法
- APN設定方法
- 通信テスト
それぞれ紹介していきます。
SIMカードの設置方法
SIMカードは本体側面のカードスロットを引き出して設置します。
UMIDIGI A5 ProはデュアルSIM機能が搭載されているので、nano SIMカードを2枚同時に利用可能です。
今回はスロット1にLINEモバイルの音声通話SIM(ドコモ回線)を設置します。
APN設定方法
SIMフリーのスマートフォンでLINEモバイルを利用するには、「APN設定」が必要です。
公式サイト>>APN設定方法 | Androidをお使いの方
設定アプリ内の「ネットワークとインターネット」をタップします。
アンテナマークの「モバイルネットワーク」をタップ。
最下部の「アクセスポイント名」をタップします。
新しくAPNを設定する必要があるので「+」マークをタップして、追加します。
こちらのページでLINEモバイルのAPN情報を入力していきます。
入力内容は以下の通りです。
名前 | LINEモバイル(なんでもOK) |
APN | line.me |
ユーザー名 | line@line |
パスワード | line |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
必要事項のみ入力したら右上のメニュー(黒丸が3つ並んでる)から「保存」を選択すれば完了です。
お疲れ様でした!
設定したAPNを選択して暫くすると、ステータスバーに「VoLTE 4G」と表示されます。
通信テスト
UMIDIGI A5 ProがLINEモバイルで使えるのか、通信速度の計測で試してみました。
Googleの「インターネット速度テスト」を利用してみたところ、以下の結果に!
UMIDIGI A5 ProはLINEモバイルでもバッチリ使えます!
ご覧いただいて分かるとおり、LINEモバイルは通勤時間やお昼休み等の込み合う時間は、かなり低速になります。
どこの格安SIMでも同様な状況なので、仕方ないですが、もうちょっと速ければ嬉しいですね・・・。
まとめ:LINEモバイルでもUMIDIGI A5 Proを使えます!
UMIDIGI A5 ProにLINEモバイルのSIMカード(ドコモ回線)を入れて使えるか試してみました。
対応エリアや利用時間帯で速度に差はあると思いますが、UMIDIGI A5 ProはLINEモバイル(ドコモ回線)でも利用可能です!
現在お得なキャンペーンを開催している、LINEモバイル。
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月々の利用料金が安いところが、LINEモバイルの特長です。
実際に利用している僕の利用料金はこちら。
LINEモバイルは、月々の携帯代をグッと抑えることができるので、おすすめの格安SIMです。
こちらの記事でLINEモバイルについて詳しく解説しているので、併せて御覧ください!
>>【利用歴3年】LINEモバイルの最新レビュー!安い?速度は?詳しく解説!

UMIDIGI A5 Proは対応Band(周波数帯)が多いので、広い地域で利用することが可能です。
もしあなたの住んでいる地域や、よく行く場所がどのBand(周波数帯)で利用できるのか分からなくては不安な場合は、公式サイトでエリア情報を確認してみてください。
公式サイト>>日本全国で繋がる通信エリア
せっかくUMIDIGI A5 Proを買ったのに使えなかった!なんてことにならないように気をつけましょう。