災害時には水や火、電気を使うことができない状況になることもあります。
あたためなくても美味しく食べることができる非常食もありますが、「レスキューフーズ 一食ボックス カレーライス」は水も火も電気も使わずに温かいカレーライスを食べることができるのでおすすめです。
東日本大震災以降、僕の職場では水や簡易トイレ等の防災グッズを備蓄するようになりました。
「レスキューフーズ 一食ボックス カレーライス」も備蓄している防災グッズの1つ。
賞味期限を迎えそうになっていたので、現在備蓄中のものを食べることになりました。
なかなか非常食を食べる機会もないので、「レスキューフーズ 一食ボックス カレーライス」の使い方や実際に食べた感想を紹介していきたいと思います。
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レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスのセット内容と基本情報
こちらがレスキューフーズ 一食ボックス カレーライスのセット内容です。
- ビーフカレー
- 白いご飯
- 加熱袋
- 発熱剤
- 発熱溶液
- レンゲ
- 紙ナプキン
「白いごはん」「ビーフカレー」はそれぞれ単品でも購入可能です。
白いごはんの内容量は200g、ビーフカレーの内容量は180gです。
カロリーはトータルで483kcal
レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスはただ便利な非常食だけではなく、一般社団法人日本災害食学会の認証を受けている災害食です。
一般社団法人日本災害食学会公式サイト
>>>認証された日本災害食一覧(PDFファイル)
被災生活時の健康二次災害の発生防止に役立つ災害食であることが認められている信頼のある災害食と言えますね!
レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスの作り方
作り方は箱の裏面にイラスト付きで分かりやすく掲載されています。
加熱袋に発熱剤を入れます。
さらに「ビーフカレー」「白いごはん」を加熱袋に入れます。
食品の封は開けずにそのまま入れますよ。
発熱剤・食品が入った加熱袋を箱の中に入れます。
加熱袋の中に発熱溶液を注ぎます。
発熱溶液を入れたらすぐに加熱袋のチャックをしめましょう。
蒸気が発生しますが、焦らずにチャックはしっかりしめます。
加熱袋が蒸気で膨らみ、通気口から蒸気が噴き出てきます。

蒸気は20分発生して加熱され、その後10分間蒸らしたら完成です。
30分経過後の様子がこちらです。
まだ加熱袋に蒸気が充満しているのが分かります。
袋を動かすと残った蒸気が通気口から出てくるので、気を付けてチャックを開けます。
ビーフカレーと白いご飯も熱くなっているので、取り出す時はヤケドに注意です!
レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスの実食レポート
完成したレスキューフーズ 一食ボックス カレーライスを紹介していきます。
まずこちらが完成した「白いごはん」です。
蒸らし時間が少し短かったのか、中心部分が若干硬い状態でした。
寒い季節に作る時は蒸らす時間を少し長めにしても良いかもしれません。
続いてビーフカレー
とろみがそこまで強くない、スープのようなさらりとした感じです。
ご飯が容器いっぱいに入っているので、そのままカレールーをかけたらこぼれてしまいます。
そこで、このようにあらかじめご飯を半分に寄せて、カレールーを入れるスペースを空けておくと食べやすいですよ。
ルーは2回に分けて入れるとちょうど良い分量でした。
小さいですが人参やたまねぎ、お肉も入っています。
お肉はちょっと硬いです。缶詰のお肉のような感じでした。
普段食べているレトルトカレーと比べてもなんの遜色もない美味しいカレーです!
野菜の甘みと適度な辛さがちょうど良いバランス。
お米はもちっとしていて、甘みがあります。
量は少ないかもしれませんが、誰が食べても満足できるカレーライスだと思います!
レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスの注意点
賞味期限に注意
長期保存可能ですが、賞味期限があることには注意が必要です。
購入しても実際に使う時に賞味期限が経過していたら食べることができませんからね。
災害グッズは、一度購入してそのまま放置するのではなく定期的に何を備蓄しているのかチェックすることが大切です。
チェックする時に分かりやすいように、外箱に大きく賞味期限を書いておくと便利なのでおすすめです。
実際に僕の職場では、利用期限のある災害グッズには段ボールの側面にいつまで使えるのかマジックで大きく書いて保存しています。
高温の蒸気に注意
使い方でも説明しましたが、加熱時に高温の蒸気が吹き出してくるのでヤケドに注意しましょう。
また、加熱後に加熱袋を開ける時にもあまった蒸気が通気口から出てきます。
この部分です。
使用後の加熱剤も高温になっているので注意してください。
温度が低くなるまでは放置してから捨てると良いと思います。
まとめ:災害時の食事にはレスキューフーズ 一食ボックス カレーライスがおすすめです
水も火も電気も使わずに温かい食事ができる、レスキューフーズ 一食ボックス カレーライスを紹介しました。
1食あたりの値段は約1,000円なので一般的なレトルトカレーと比べると少し高いと感じるかもしれませんが、長期間保存できる非常食なので1日あたりの負担額はそれほど高くはありません。
被災時には食事もままならず、心身ともに疲れている状況になり得ます。
そんな時に温かいカレーライスを食べることができたら、空腹が満たされるのはもちろん、精神的にも少し癒されるのではないかなと思いました。
あなたも備蓄品の一つに温かい食事を加えてみてはいかがでしょうか。
12食入りなら1つあたりが安くなるので、会社などで購入する場合はこちらがお得です。