ガジェット

【Xiaomi Smart Band 8レビュー】人気スマートバンドが明るさ自動調節に対応!バッテリー持ちも向上!使ってわかったメリット・デメリット・評価

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

評価:(4.5点/5点満点)

お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

Xiaomi Smart Band 8を購入しました。

Xiaomi Smart Band 8

もはやスマートバンドと言えばこれ!と言っても過言ではない、大人気のXiaomi Smart Bandシリーズ2023年最新モデル。

僕は2020年に発売されたMi スマートバンド 5から使っていますが、シリーズを追うごとに機能・性能が向上し、昨年のXiaomi Smart Band 7でほぼ完成しきった印象があります。

【Mi Band 5レビュー】多機能で高コスパ!日本語版よりグローバル版がおすすめ!Xiaomi(シャオミ)のスマートバンド「Mi Smart Band 5」をレビューしています。日本語版よりもグローバル版が安くておすすめ!Mi Band 5は低価格ながら機能が充実しているのでコスパ高め。初めてのスマートウォッチ・スマートバンドにMi Band 5を。...
【Mi Band 6レビュー】画面1.5倍でSpO2測定に対応!進化したXiaomiのスマートバンドXiaomiのMi Smart Band 6(Mi スマートバンド 6)をレビューしています。人気のXiaomi製スマートバンドの2021年最新モデル。ディスプレイが1.5倍大きくなり、SpO2計測ができるようになりました。正統進化したMi Band 6の性能を御覧ください。...
【Xiaomi Smart Band 7レビュー】使ってわかったメリット・デメリット・評価を解説!Xiaomi Smart Band 7(Mi Band 7)はXioami製スマートバンドの2022年最新モデル。Mi Band 6よりもディスプレイが大きく明るくなり、SpO2自動計測にも対応したコスパの高い1台です。実際に使ってみた様子をメリット・デメリットと合わせて実機レビューしています。...

ただ唯一、ディスプレイの明るさ自動調節機能だけはありませんでした。

それが、ついにXiaomi Smart Band 8に搭載!

Xiaomi Smart Band 8の明るさ自動調節

しかも価格が5,990円と、Xiaomi Smart Band 7の発売時よりも1,000円安いという、とんでもないコスパになっております。

ちびめがね
ちびめがね
無敵のスマートバンドが出来上がってしまいました・・・。

本記事でXiaomi Smart Band 8を実際に使ってみた様子をレビューするので、購入の参考になさってください。

って言うか、もはやスマートバンドが欲しいなら、Xiaomi Smart Band 8を買っておけば間違いないです笑

メリットデメリット
・安い!
・快適な動作性能
・綺麗なディスプレイ
・明るさ自動調節搭載
・AOD搭載
・SpO2自動計測
・長持ちバッテリー
・充電時間が短い
・バンドが傷つきやすい
・Zepp Life非対応
・クイック返信非対応
・衛星測位非搭載
・NFC非搭載

Xiaomi Smart Band 8のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

まずはXiaomi Smart Band 8の外観・付属品をチェックしていきましょう。

デザイン

これまでXiaomi Smart Bandシリーズの本体カラー(バンドじゃない部分)はブラックのみでしたが、本モデルからカラーバリエーションが登場。

ゴールド・グラファイトブラックの2色展開になりました。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

このうち、僕が購入したのはグラファイトブラックです。

Xiaomi Smart Band 8 グラファイトブラック

パッと見はいつものデザインに見えますが構造自体を刷新。

これまでのモデルはバンドの中に本体を埋め込むような一体型スタイルでしたが、Xiaomi Smart Band 8は本体とバンドストラップが独立しているような構造(クイックリリース構造)になっています。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

ディスプレイをメタリックな樹脂製のフレームで囲んでいるようなデザインです。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

相変わらず縦長でのスポーツバンドタイプではあるものの、少し時計らしくなり、これまでのモデルよりもスタイリッシュになったと思います。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン
ちびめがね
ちびめがね
高級感すら感じます!・・・ってのは言い過ぎか笑

本体デザイン・構造が変更されたことによって、ストラップの種類も増えました。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

これまで同様TPUバンドの色違いはもちろん、ペンダントやランニングクリップにも使えちゃいます。

TPUバンド(1,280円)
Xiaomi Smart Band 8のデザインスマートペンダント(3,290円)
Xiaomi Smart Band 8のデザインランニングクリップ(1,490円)

せっかく色んなストラップがあるので、試しにチェーンストラップ(3,890円)を一緒に買ってみました。

Xiaomi Smart Band 8のチェーンストラップ

うーん・・・。悪くはないけど、なんか思ってたんと違うって感じになっちゃいました笑

コーディネートが超難しいデザインでしたね。

Xiaomi Smart Band 8のチェーンストラップ
ちびめがね
ちびめがね
女性が使ったらカッコイイかも!

本体には物理ボタンがないので、全て指先でのタッチ・フリック操作です。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

本体裏側には充電端子と心拍・SpO2測定用の光学式センサーが搭載されています。

Xiaomi Smart Band 8のデザイン

サイズ感

本体のサイズは48 x 22.5 x 10.99mm。

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

旧モデルXiaomi Smart Band 7よりも縦横に少し大きくなりました。

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

フレームが丸み帯びた形状なので、その分大きくなったのかな?

厚みが薄くなったのは嬉しいポイント。スペック的には僅か1.5mmの差なんですけど、実際に手にしてみると結構違いますよ。

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

薄いほうが装着した時に違和感がなくて良いですよね。

シャツの袖口に引っかかるのが煩わしかったりしませんか?

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

もっと薄くても良いですけどね。それは欲張りか笑

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

付属ストラップはTPU製で135mm~210mmまでサイズ調整可能。お子さんには少し大きいかもしれませんが、女性でも違和感なく装着できます。

Xiaomi Smart Band 7は160mm~224mmだったので、少し小さくなりました。

Xiaomi Smart Band 8のサイズ感

旧モデルから引き続き留め具をループに通して穴にハメ込むタイプ。

しっかり留まってくれるので激しく動いても外れてしまうことはありません。

Xiaomi Smart Band 8のバンドストラップ Xiaomi Smart Band 8のバンドストラップ

1点気になったんですが、ストラップの材質が変わったせいか傷つきやすくなりました。

Xiaomi Smart Band 8のストラップ

左がXiaomi Smart Band 7で、右が8。

2週間くらいしか着用していないのに、擦れた跡や傷が目立ちますよね。

Xiaomi Smart Band 8のストラップ

別のストラップに変更するなら良いですが、付属ストラップを使い続けようと思っている場合には注意してください。

なお、ストラップ交換はとっても簡単です。

Xiaomi Smart Band 8のストラップ交換

外すときは背面のボタンを押しながら引き抜くだけ。付けるときは差し込むだけでパチっと固定されます。

Xiaomi Smart Band 8のストラップ交換
Xiaomi Smart Band 8のストラップ交換

Xiaomi公式ストラップはもちろん、サードパーティー製のストラップも販売されているので、服装や気分に合わせて交換しても良いでしょう。

Xiaomi Smart Band 8の重さはストラップ込みで25gと超軽量。

装着しているのを忘れるくらい軽いので、ワークアウトにもバッチリです。

Xiaomi Smart Band 8の重さ

付属品

Xiaomi Smart Band 8の付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。

Xiaomi Smart Band 8の付属品

充電ケーブルはUSB Type-Aのマグネットタイプ。

旧モデルの付属ケーブルとは形状が異なり、代用できないのでご注意ください。

Xiaomi Smart Band 8の付属品

マグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れませんよ。

Xiaomi Smart Band 8の付属品

Xiaomi Smart Band 8のバッテリー持ち・充電速度をレビュー

Xiaomi Smart Band 8のバッテリー性能をレビュー

僕はスマートバンド・スマートウォッチを使う上で最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。

いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。

毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。

Xiaomi Smart Band 8のバッテリー性能をチェックしていきましょう。

バッテリー持ち向上!10日間連続で使えました

Xiaomi Smart Band 8のバッテリー容量は190mAh。

公式サイトによれば、通常使用で16日間と説明されております。

実際に以下の設定でバッテリー持ちを検証してみたところ、100%から7%まで約10日間でした。

  • 心拍計測:自動
  • 血中酸素計測:終日
  • 睡眠計測:有効
  • 睡眠時呼吸計測:有効
  • ストレス計測:有効
  • 座りすぎ通知:有効
  • 持ち上げてスリープ解除:時間指定/標準
  • AOD:無効

0%までなら、もう半日くらいは持ちそうです。

さすがに16日間には届きませんでしたが、これだけ使えれば超ロングバッテリーと言って良いでしょう。

1ヶ月に3回充電すれば良いんですからね?凄くないですか!

ちなみに旧モデルXiaomi Smart Band 7は同じ設定で約7.5日だったので、バッテリー持ちは向上しています。

なお公式サイトによる16日間連続使用の条件は以下のとおりです。

フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示で、高精度睡眠モニタリング、睡眠時の呼吸品質モニタリング、24 時間ストレスモニタリングはオフ。30 分ごとの心拍数モニタリングとメッセージ通知(1 日あたり 100 件のメッセージ、10 回の通話、3 つのアラーム)が有効、1 日あたり 200 回手首を上げて画面を起動、1 日に 1 回アプリデータを同期、1 日に 2 回手動で血中酸素を測定、1 週間に 60 分間の運動モニタリング。

引用:公式サイト

AOD有効でも5日間使えました!

Xiaomi Smart Band 8には、常時表示ディスプレイ(AOD)機能が搭載されています。

画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能なんですが、AODを有効にするとバッテリー持ちは悪くなるものです。

実際に、同じ設定でAODを有効(設定:スマート)にして検証してみたところ、100%から2%まで5日間でした。

これまでにレビューしてきたスマートバンドと比べると、常時表示ディスプレイを有効にして5日間なら、バッテリー持ちは良いほうです。

ちなみにXiaomi Smart Band 7は3日持ちませんでした。

やはり、旧モデルに比べて、Xiaomi Smart Band 8のバッテリー持ちは進化していると思います。

なお、僕自身はAOD使わない派。持ち上げて画面を点灯する機能だけで不便ありませんからね。

Xiaomi Smart Band 8の持ち上げて画面点灯

めんどくさがりなので、極力充電なんかしたくありません笑

充電時間も短くなりました

Xiaomi Smart Band 8の充電速度も検証してみました。

バッテリー残量0%からフル充電までにかかった時間は1時間

充電開始から30分で70%まで充電できています。

旧モデルのフル充電にかかる時間は2時間だったので、半分に短縮されています。

めちゃくちゃ凄いです!

例えば夜寝る前に充電を忘れて朝になってしまったとしても、出かける準備をしている間に、それなりに充電できちゃいます。

毎日シャワーや入浴時間などに充電するように決めておけば、バッテリー残量を気にすることなく使い続けることができますね。

ちなみに充電中の電力は1W~2W程度で、特に急速充電には対応していないようです。

Xiaomi Smart Band 8の充電時間

Xiaomi Smart Band 8はバッテリー持ちも充電速度も旧モデルより良くなっていました。

もう、ただただ感心するばかりです。素晴らしい!

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイをレビュー

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイをレビュー

スマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。

1日に何度も目にするわけですから、粗かったり、見づらかったりすると使いたくないなーと思ってしまいます。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイをチェックしていきましょう。

1.62インチAMOLEDディスプレイ

Xiaomi Smart Band 8は1.62インチの有機ELディスプレイ。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイ
  • 解像度:192×490
  • 画素密度:326ppi

旧モデルXiaomi Smart Band 7からスペックは変わらず。

発色も良くシンプルに綺麗です。

有機EL特有の引き締まった黒色表現でメリハリのある表示が見やすって良き。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイ Xiaomi Smart Band 8のディスプレイ

黒ベースの文字盤だと気になりませんが、ベゼル(縁)はそこそこあります。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイベゼル

とは言え、表示領域が狭いわけではないので全く不便を感じることはありません。

端だけ僅かに湾曲(2.5D)しており、フラットディスプレイよりもスワイプがしやすいです。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイ

視野角も広く、多少きつい角度から見ても見づらさを感じることはないでしょう。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイ

明るさ自動調節に対応しました!

これまでのモデルはディスプレイの明るさは十分なものの、明るさ自動調節機能は搭載されていませんでした。

このため、室内では丁度いい明るさでも、屋外だと暗く感じる場合があります。

Xiaomi Smart Band 7のディスプレイXiaomi Smart Band 7のディスプレイ

それがXiaomi Smart Band 8は、ついに明るさ自動調節に対応

周囲の明るさに合わせて、ディスプレイ輝度が自動的に変化してくれます。

Xiaomi Smart Band 8の明るさ自動調節

Xiaomi Smart Bandシリーズの弱点を克服。

これで室内でも屋外でも見づらさを感じるシーンが少なくなりました。

さらにディスプレイ輝度も最大500nitから600nitにアップ。

直射日光があたるシーンでもしっかり高い視認性を確保しております。

Xiaomi Smart Band 8の明るさ自動調節

もちろん、自動調整だけではなく、手動で好みの明るさにすることも可能です。

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイn明るさ調節

リフレッシュレート60Hzで滑らかに動く

Xiaomi Smart Band 8のディスプレイはリフレッシュレート60Hz。

1秒間に60回ディスプレイを書き換えてくれるので、表示が滑らかになります。

特にスクロール時に分かりやすいですね。ヌルヌル動きます。

Xiaomi Smart Band 8はリフレッシュレート60Hz

初めてリフレッシュレート120Hzのスマホを使った時のような感動がありました。

有機ELの美しいディスプレイに60Hzのリフレッシュレート。

もはやスマホのディスプレイと比較しても遜色のない仕上がりと言っても過言ではないでしょう。

200種類以上のウォッチフェイスに変更可能

Xiaomi Smart Band 8はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。

用意されている文字盤の種類は、旧モデルXisomi Smart Band 7の2倍に及ぶ200以上。

これだけ多くのデザインがあれば好みのスタイルが必ず見つかります。

シックで大人っぽいデザインなんかも良いですね。

Xiaomi Smart Band 8の文字盤 Xiaomi Smart Band 8の文字盤

個人的におすすめのウォッチフェイスは、ショートカット機能が搭載されているタイプ。必要な機能にすぐに飛べるので超便利です。

Xiaomi Smart Band 8の文字盤

自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。

家族やペットの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますよ。

ディスプレイのスペックが高いので、例えば自分で撮影した写真でも綺麗に表示してくれます。

Xiaomi Smart Band 8のカスタム文字盤

また、新たにミニゲームを搭載した文字盤も追加されました。

Xiaomi Smart Band 8のミニゲーム文字盤 Xiaomi Smart Band 8のミニゲーム文字盤

ちょっとした時間潰しになるかな?どうでしょう?

それにしても、いったいどれだけ多機能になれば気が済むのでしょうか・・・笑

常時表示ディスプレイ(AOD)対応

Xiaomi Smart Band 8は旧モデルから引き続きAODに対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。

Xiaomi Smart Band 8の常時表示ディスプレイ Xiaomi Smart Band 8の常時表示ディスプレイ

バッテリー性能のレビューでも紹介したとおり、AODはバッテリー消耗が激しくなってしまいます。

よっぽどデザインが気に入ったとか、いつでも時間が見えて欲しい、というのでなければ使わない方がいいかなーとは思います。

明るさ自動調整に対応したとは言っても、さすがにAODは屋外では見にくいです。

Xiaomi Smart Band 8の常時表示ディスプレイ
ちびめがね
ちびめがね
殆ど見えないっすね笑

Xiaomi Smart Band 8を実機レビュー

Xiaomi Smart Band 8を実機レビュー

ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でXiaomi Smart Band 8を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

Mi Fitnessアプリでペアリング/Zepp Life非対応

Xiaomi Smart Band 8は単独では使えず、コンパニオンアプリ「Mi Fitness」でスマホとペアリング(接続)して使います。

Mi Fitness

Mi Fitness

Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ

何やら複雑そうに感じるかもしれませんが、簡単なのでご安心ください。

Xiaomi Smart Band 8の電源を入れて(充電すると電源ON)、日本語を選択。

Xiaomi Smart Band 8のペアリング

ディスプレイにQRコードが表示されるので、この状態で接続するスマホの側に置いておきます。

Xiaomi Smart Band 8のペアリング

あとはMi Fitenessアプリでデバイスの追加をタップすればXiaomi Smart Band 8を検出してくれるはずです。

Xiaomi Smart Band 8のペアリング Xiaomi Smart Band 8のペアリング

基本的に表示に従って進めていけば簡単にペアリングできちゃいます。AndroidでもiPhoneでも同じです。

一度ペアリングをしてしまえば、距離が離れるなどして一時的に切断されても自動接続してくれます。

初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。

Xiaomi Smart Band 8のアップデート

なおXiaomi Smart Band 7は、コンパニオンアプリとして「Zepp Life」も使えましたが、Xiaomi Smart Band 8は非対応でした。

これまでZepp Lifeを使っていた人は、使い勝手が変わる部分があるのでご注意ください。

Mi FitnessとGoogle Fitは連携できない

Google Fitで様々なデバイスから収集したヘルスケアデータを確認している人も多いと思うのですが、残念ながらMi Fitnessとの連携はできないようです。

Xiaomi Smart Band 7では、Zepp Lifeを通して連携できていただけに寂しいですね・・・。

少し調べたところによると、Stravaを使えば間接的に連携ができるようですが、全てのデータの共有はできないようです。

なおiPhoneで使う場合は「ヘルスケア」とのデータ共有ができるのでご安心ください。

少し前にHUAWEI製のスマートバンド・スマートウォッチがGoogle Fitとの連携ができなくなりましたが、Mi Fitnessでもこうなるとは・・・。

現在Google Fitを使っている人はご注意ください。

動作はヌルサクで快適!

Xiaomi Smart Band 8にどんなSoCが搭載されているのか分かりませんが、引っかかりやカクつきもなく、動作は快適そのもの。

リフレッシュレートが60Hzなことも手伝って、ヌルサクって感じですよ。

上下スワイプで通知とアプリの表示。

Xiaomi Smart Band 8の動作性能

アプリ一覧はMi Fitnessアプリで並べ替え可能。

全く使わないアプリを非表示にすることもできますよ。

天気情報やストップウォッチ、アラームなど、スマートバンドとしての基本機能はしっかり搭載しております。

左右スワイプはウィジットの表示で、好みのアプリのショートカットとして使います。

Xiaomi Smart Band 8の動作性能

1つの画面に2つのウィジェットを表示できるようになりました。

ヘルスケアデータの数値だけチェックしたいなら、2つ表示でも良いかもしれませんね。

Xiaomi Smart Band 8のウィジェット設定1つだけ表示
2つ表示

ヘルスケアデータを自動計測

Xiaomi Smart Band 8を装着しているだけで、歩数・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベル等を自動計測してくれます。

Xiaomi Smart Band 8のヘルスケアモニタリング

本体で確認できるのはもちろん、Mi Fitnessでさらに詳しいデータも確認可能です。

睡眠データも毎日しっかり取ってくれます。

お昼寝も仮眠として計測されるのは嬉しいポイントです。

自動計測のON/OFFはMi Fitnessから切り替え可能。

心拍は計測頻度を選択することもできました。

自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしちゃいましょう。

この他、月経周期モニタリング機能も搭載されています。

月経サイクルを記録し、生理日や妊娠可能期間のリマインダーが可能です。

Xiaomi Smart Band 8の月経モニタリング

モニタリング精度がどこまで正確なのかは分かりませんが、目安にはなるので女性にとって重宝する機能ですね。

なお健康評価をスコアで算出するPAI(Personal Activity Intelligence)には非対応ですが、活力スコアが導入されています。

ちびめがね
ちびめがね
同じようなものなのかな?

SpO2の24時間自動計測に対応

Xiaomi Smart Band 8はコロナ禍から注目されているSpO2(酸素飽和度)の計測も可能です。

Xiaomi Smart Band 8のSpO2計測

酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。

引用:パルスオキシメータとはどのようなものですか?(日本呼吸器学会)

Xiaomi Smart Band 7から引き続き24時間自動計測可能です。

計測のタイミングは身体が動いていない時(睡眠時中心)ですが、バッテリー持ちが気になる場合には、手動計測にしてもいいでしょう。

医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できません。

ただ、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。

150種類のスポーツモード

Xiaomi Smart Band 8には150種類以上のスポーツモードが搭載されています。

  • ウォーキング
  • 屋外ランニング
  • フリースタイル
  • ハイキング
  • 屋外サイクリング
  • トレッドミル
  • 縄跳び
  • プールスイミング
  • ウォータースポーツ(16種類)
  • 屋外アクティビティ(10種類)
  • トレーニング(40種類)
  • ダンス(14種類)
  • 格闘技(12種類)
  • 球技(26種類)
  • ウィンタースポーツ(11種類)
  • レクリエーションスポーツ(14種類)
  • カード/ボードゲーム(5種類)
  • 馬術
  • 陸上競技
  • 自動車レース
Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード

ランニング・ウォーキング・水泳はもちろん、eSportsやボードゲームなんかもありました。

Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード

対応してないスポーツはないんじゃないでしょうか?

Xiaomi Smart Band 7でなぜか存在しなかったスノーボードもありました。ナイス!

Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード

それぞれのワークアウトにはゴール・目標が設定できます。

基本的に時間と消費カロリーを設定するのですが、運動毎に異なる目標を設定することが可能のものもありました。

Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード水泳の目標
Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード縄跳びの目標

またウォーキング、ランニングやハイキングでは、自動一時停止機能も使えます。

Xiaomi Smart Band 8のスポーツモード

また、以下のスポーツは自動検出にも対応していました。

  • ウォーキング
  • ランニング
  • サイクリング
  • 縄跳び
  • エリプティカル
  • ローイング
Xiaomi Smart Band 8のワークアウト自動検出

多くの人がやっているであろうランニングは特に作り込まれていました。

10種類のランニングコースの他、ペーサーを設定できるスマートランニングモードもあります。

  • 基礎ラン/ウォーク
  • 上級ラン/ウォーク
  • 基礎ジョグ
  • 脂肪燃焼ラン(基礎)
  • 脂肪燃焼ラン(上級)
  • MIIT
  • 持久走(基礎)
  • 持久走(上級)
  • インターバルラン(基礎)
  • インターバルラン(上級)
Xiaomi Smart Band 8のランニングモード Xiaomi Smart Band 8のAIペーサー

さらにランニングクリップを使用して、Mi Fitnessから「ランニングビーンモード(ペブルモード)」に設定すれば、ランニングフォームをリアルタイムで調整することもできるようです。

Xiaomi Smart Band 8のランニング(ペブル)モード
Xiaomi Smart Band 8のランニングビーン(ペブル)モード

ランニングを頑張っている人はクリップを買ったほうが良いかもしれませんね。

衛星測位には非対応

ワークアウトの結果は、Xiaomi Smart Band 8本体はもちろん、Mi Fitnessでも確認可能です。

Xiaomi Smart Band 8のワークアウトデータ確認 Xiaomi Smart Band 8のワークアウトデータ確認

ただし、残念ながらGPS等の衛星測位は非搭載なので、位置情報をXiaomi Smart Band 8だけで記録することはできません。

もちろんスマホの位置情報をワークアウト記録に反映することはできますよ。

ルートの記録をしたい場合には、スマホを一緒に持ってワークアウトする必要があります。

Xiaomi Smart Band 8は安価なモデルなので衛星測位に非対応なのは仕方ない部分ですね。

アプリ通知機能

スマートバンドに無くてはならない機能でもある、スマホの通知確認もXiaomi Smart Band 8はしっかり対応。殆どタイムラグなくスマホの通知を確認可能です。

Xiaomi Smart Band 8の通知機能

全てのアプリの通知を表示させることもできますし、Xiaomi Smart Band 8には通知しないように選択することもできます。

通知の内容は20件まで履歴を確認可能です。

Xiaomi Smart Band 8の通知機能

LINEでは200文字程度表示できますが、Gmailは題名(タイトル)のみの表示でした。

Xiaomi Smart Band 8の通知機能
Xiaomi Smart Band 8の通知機能Gmail受信時の表示

なおアプリアイコンは対応しているものと、対応していないものがあるようです。

個人的にはどうでもいいと思うんですけど、アプリアイコンが表示される方が分かりやすいのは確かですね。

LINEのクイック返信は非対応

マイク・スピーカーがないので、Xiaomi Smart Band 8で通話することはできません。

また、着信に対するSMSでのクイック返信はできますが、LINE・SMS等へのクイック返信はできませんでした。

Xiaomi Smart Band 8は返信機能非搭載通話機能は非搭載
Xiaomi Smart Band 8は返信機能非搭載音声着信に対するクイック返信

旧モデルXiaomi Smart Band 7ではZepp Lifeと連携していれば、LINE・SMSのクイック返信が使えたので1つ寂しいポイント。

サクッと絵文字とか、予め設定しておいたメッセージを手元で送れるのは便利だったんですけどね・・・。残念。

音声着信に対するクイック返信機能はAndroidでのみ提供されている機能です。今後のアップデート等で追加される可能性もありますが、iPhoneでは利用できませんのでご注意ください。

通知のバイブレーションをオリジナルに編集

Xiaomi Smart Band 8にはスピーカーが搭載されていないので、通知が入ると本体がブルっと震えてお知らせしてくれます。

Xiaomi Smart Band 8のバイブ設定

強度の変更はできるのですが、Xiaomi Smart Band 7よりバイブが弱くなったように感じました。

このため、歩いている時なんかに通知に気付かないことがあるかもしれません。

なお、種類によって震え方をカスタマイズすることもできます。

使いこなせればめちゃくちゃ便利な機能の1つです。

もはや震え方だけでお知らせの種類を判別できますからね笑

音楽再生アプリを操作できる

Xiaomi Smart Band 8は音楽をリモコン操作できます。

曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが超便利です。

Xiaomi Smart Band 8の音楽操作

電車の中などでスマホを取り出しにくい時に、手元で操作できるのはめちゃくちゃ重宝しますよ。

iPhoneとの連携も問題なし

Xiaomi Smart Band 8とiPhoneの連携

Xiaomi Smart Band 8はiPhoneに接続してもAndroidスマホ同様に使えます。

僕が試した範囲では使いにくくなるほどの大きな違いは見受けられませんでした。

音声着信に対するクイック返信に対応していないことぐらいですかね?

Xiaomi Smart Band 8とiPhoneのペアリング

逆に、イベント同期(カレンダーの予定の取り込み)は、iPhoneだけで使える機能のようです。

他社製スマートバンドだとiPhoneでは機能制限があることが結構多いのですが、Xiaomi Smart Band 8では問題なさそうです。

防水性能は5ATM(5気圧)

Xiaomi Smart Band 8の防水性能は5ATM。

スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。

水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。

引用:防水時計の種類と取扱い上の注意点を教えて

試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。まぁプールでも使えるんですから当たり前か笑

Xiaomi Smart Band 8は5ATM防水

水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。

なお、水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう

蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。

ちびめがね
ちびめがね
シャンプーなどの薬剤にも弱いですからね!

Xiaomi Smart Band 8のスペック・仕様

Xiaomi Smart Band 8のスペック・仕様

Xiaomi Smart Band 8の主要スペックは以下のとおりです。

旧モデルXiaomi Smart Band 7のスペックも並べて掲載するので比べてみてください。

製品名Xiaomi Smart Band 8Xiaomi Smart Band 7
サイズ48×22.5×10.99mm46.5×20.7×12.25mm
バンドサイズ135~210mm160~224mm
重さ27g26g
ディスプレイ1.62インチ
AMOLED
192×490
326ppi
600nit
1.62インチ
AMOLED
190×490
326ppi
500nit
明るさ自動調整ありなし
常時表示ディスプレイありあり
スポーツモード150種類110種類
バッテリー容量190mAh
最大16日間持続
180mAh
最大14日間持続
充電時間1時間2時間
対応OSAndroid 6.0以上
iOS 12以上
Android 5.0以上
iOS 10.0以上
コンパニオンアプリMi FitnessMi Fitness
Zepp Life
クイック返信非対応対応
防水5ATM5ATM
衛星測位非対応非対応
Bluetooth Ver.5.15.2
決済機能なしなし

公式サイト>>仕様

まとめ:Xiaomi Smart Band 8のメリット・デメリット・評価

Xiaomi Smart Band 8のメリット・デメリット・評価

Xiaomi Smart Band 8を実機レビューいたしました。

最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。

メリット・デメリット

Xiaomi Smart Band 8を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・安い!
・快適な動作性能
・綺麗なディスプレイ
・明るさ自動調節搭載
・AOD搭載
・SpO2自動計測
・長持ちバッテリー
・充電時間が短い
・バンドが傷つきやすい
・Zepp Life非対応
・クイック返信非対応
・衛星測位非搭載
・NFC非搭載

評価

評価:(4.5点/5点満点)

これまでのモデルにはなかった明るさ自動調節を搭載。

さらにバッテリー持ち・充電速度も改善され、いよいよ向かうところ敵なしのスマートバンドになりました。

価格も5,990円と手頃なままなので、スマートバンドが欲しい人は、とりあえずXiaomi Smart Band 8を買っておけば満足できるでしょう。

一方、Xiaomi Smart Band 7から買い替えようと思っている人は十分な検討が必要です。

特にZepp Lifeと連携している場合は、Xiaomi Smart Band 8ではMi Fitnessしか使えなくなってしまいます。

その結果、LINE等へのクイック返信やGoogle Fitとの連携もできなくなってしまうのでご注意ください。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


2024年2月スマホ乗り換えドットコムセール

SoftBankに乗り換えを検討している人朗報です!

ソフトバンク正規代理店「スマホ乗り換え.com」でスマホセールを開催中。

ラインナップは以下のとおり。ソフトバンク「新トクするサポート」による分割払い適用後の実質価格になります。

  • Xiaomi 13T Pro:実質24円
  • motorola razr 40s:実質24円
  • Google Pixel 8:実質24円
  • Google Pixel 8 Pro:実質24円
  • LEITZ PHONE 3:実質37,956円
  • AQUOS R8 Pro:実質24円
  • Xperia 1 Ⅴ:実質24円
  • Xperia 10 Ⅴ:実質9,840円
  • AQUOS wish3:実質24円
  • Redmi 12 5G:一括1円
  • あんしんファミリースマホ:一括1円
  • Redmi Note 10T:一括1円
  • iPhone 15 Pro:実質24円
  • iPhone 15:実質12円
  • iPhone 14:実質24円
  • iPhone SE(第3世代)64GB:実質24円

公式サイト>>スマホ乗り換え.com

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA