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【Xiaomi 14 Ultraレビュー】カメラが凄すぎるハイエンドスマホ!実機を使ってみた感想とメリット・デメリット・評価

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

評価:(4.5点/5点満点)

お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

Xiaomi 14 Ultra(シャオミ フォーティーン ウルトラ)を購入しました。

Xiaomi 14 Ultra

2024年3月に発売されたXiaomi製ハイエンドモデルです。

もう日本で堂々と使えない海外スマホなんて買わないぞ!って決めていたのに、なんとXiaomi 14 Ultraはまさかの技適付き

Xiaomi 14 Ultraの技適マーク

そりゃ買っちゃいますよ。SIMカード挿してバリバリに使えるんですもん・・・。

購入して暫く使ってみたので実機レビューしていきます。

Xiaomi 14 Ultra最大の特徴でもあるカメラ性能はどんな感じなのか、動作性能は?バッテリー持ちは?

購入前の参考にして頂ければ嬉しいです。

メリットデメリット
・技適あり!
・カメラが凄すぎる
・カメラキットでほぼカメラ
・美しいディスプレイ
・最高の動作性能
・ゲーム性能も高い
・90W急速充電
・IP68防塵防水
・価格が高い
・カメラユニットがデカい
・バッテリー持ちイマイチ

・ワイヤレス充電は限定的
・イヤホンジャックなし
・microSD非対応
・充電器が海外仕様

【スマートフォン検証方法】

当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。

ちびめがね
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Xiaomi 14 Ultraのカメラ性能をレビュー

Xiaomi 14 Ultraのスペック・特徴

Xiaomi 14 Ultra最大の特徴はLeicaコラボの超強力なカメラです。

普段は外観や動作性能から順番にレビューしていますが、今回はまずカメラ性能からチェックしていきましょう。気になる人も多いでしょうからね。

カメラスペック

Xiaomi 14 Ultraはメインカメラの他、2つの望遠カメラと超広角を備えた4眼構成になっております。それぞれのスペックは以下のとおり。

カメラ仕様
メインカメラ23mm相当
LYT-900
50MP
3.2μm Super Pixel
14EV dynamic range
f/1.63-f/4.0
8P lens
OIS
望遠カメラ①75mm相当
IMX858
50MP
f/1.8
6P lens
OIS
10cmマクロ
望遠カメラ②120mm相当
IMX858
50MP
f/2.5
OIS
30cmマクロ
超広角カメラ12mm相当
IMX858
50MP
f/1.8
122°
7P lens
5cmマクロ

メインカメラは1,024段階の可変絞りに加えてライカの「ズミルックス」冠したレンズを搭載。さらにSONYの1インチイメージセンサーLYT-900を採用しております。

Xiaomi 14 Ultraのスペック・特徴

これにより柔軟にさらに明るく撮影できるようになりました。

2つの望遠カメラと超広角カメラ全てにIMX858センサーを搭載。

有効画素数も5,000万画素と共通なので、カメラによって写りが乖離しにくい仕様になっていることが分かります。

望遠カメラはテレマクロにも対応。それぞれ10cm・30cmまで寄って撮影できるとのことです。

カメラアプリ

カメラの機能・性能が高くて素人には扱いきれない感じなのかと思いきや、カメラアプリ自体はシンプルで普段のXiaomiスマホって感じです。一安心。

Xiaomi 14 Ultraのカメラアプリ写真撮影
Xiaomi 14 Ultraのカメラアプリ動画撮影

4つのカメラそれぞれへのアクセスはワンタップ。長押しすれば最大120倍までズーム撮影可能です。

Xiaomi 14 Proでの最適な「プロモード」も当然あります。この他、焦点距離・被写界深度をサクッと切り替えて素早く撮影できる「ファストショット」も。

Xiaomi 14 Ultraのカメラアプリプロモード
Xiaomi 14 Ultraのカメラアプリファストショット

23mm以外の画角では拡張ビューファインダーが使えました。

なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せません。

ちびめがね
ちびめがね
地域を日本以外に設定すればシャッター音も消せるらしいです!

Leica VibrantとLeica Authentic

Xiaomi 14 UltraのカメラはLeica Vibrant(ライカ バイブラント)とLeica Authentic(ライカオーセンティック)の2つのモードを切り替えて撮影できます。

Leica Vibrantはスマホカメラらしい色合いの仕上がりで、Leica Authenticは味のある雰囲気の仕上がりに。

実際に撮影してて楽しかったのはLeica Authenticですね。なぜだか分かりませんがその場の空気感まで感じることができそうな仕上がりになりました。

さらにLeicaロゴが入ったフレームを付ければ誰でも簡単に「それっぽい」写真になっちゃいます。マジでめっちゃ良いです。

それでは実際に「Leica Authentic」で撮影した写真をザザッと紹介していきます。

特にメインカメラに拘らずに撮影しています。フレームに35mm換算の焦点距離などが表示されているので参考にどうぞ。

Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic Xiaomi 14 UltraのLeica Authentic

カメラド素人なので合ってるのか間違ってるのかすら分かりませんが、とにかく撮影しててめちゃくちゃ楽しい!

見返してて気付いたのですが、超広角カメラ・メインカメラを使う機会が多くなかったです。

背景ボケの美しさのせいか、無意識に望遠カメラを頻繁にチョイスしていましたね。

デジタルズームとの併用とは言え10倍ズームくらいまでは高い解像感をキープできます。

Xiaomi 14 Ultraを買えば、カメラに興味ない人でも日常の些細な瞬間を形にしたくなると思います。

自分の感情や、その場の空気感・質感・温度をそのまま切り取れそうな感覚。

本当に買って良かったなーとしみじみ思います。

メインカメラの作例

さてここからは、いつも通りカメラ性能をレビューしていきます。

まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。

比較用に僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能が高い「Pixel 8 Pro」「iPhone 15 Pro」で撮影した写真を並べて掲載していきます。

Xiaomi 14 Ultraのカメラ性能
【Google Pixel 8 Proレビュー】最高のカメラでもゲーム性能は弱い!未知数のAI機能で大化けなるか?使ってわかったメリット・デメリット・評価 Google Pixel 8 Proは普段使いに困らない快適な動作性能と優れたカメラ性能が特徴の2023年フラッグシップモデル。消しゴムマジックや音声消しゴムマジックなどのAIによる画像編集機能が強化されています。実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを含めて実機レビューしています。...

なお、ここからの作例は殆どが「Leica Vibrant」で撮影したものです。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro

日中の明るい場面なら光の量も多く、どのスマホでも綺麗に撮影できることが分かります。

ただ普段のXiaomiスマホなら他のスマホに比べて色鮮やかになる傾向があるのですが、Xiaomi 14 Ultraはナチュラルな色合いなのが印象的でした。

HDR性能のチェックのために逆光のシーンで。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro

iPhoneはこういうシーンは苦手ですね。

陰影の使い方は様々なので明るければ良いってことはありませんが、Xiaomi 14 UltraはHDR性能が高く全体的に明るく綺麗に撮影できています。

Xiaomi 14 Ultraの木漏れ日で光条が発生している点にも注目。

メインカメラに搭載された絞り羽根による効果です。

Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根

通常カメラモードであれば絞り値をAUTO含めて5段階で変更可能。

Xiaomi 14 Ultraの絞り値の調整

プロモードであればf/1.63からf/4.0の範囲で自由に設定可能です。

Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根

絞り値を上げると光条が鋭くなっていくようです。

Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根f/1.63
Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根f/4.0

もちろん絞り羽根は光条を発生するためにあるわけではありませんよね。

F値を変えることで「ボケかた」が変化します。

Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根f/1.63
Xiaomi 14 Ultraの絞り羽根f/4.0

被写体からの距離が近くてボケ過ぎるのを抑えるのはもちろん、風景写真でパンフォーカスのように撮影できるかもしれません。

「ボケ」を自分の好みで操れるのはカメラ好きの人にはたまらない機能になるでしょう。

メインカメラ(夜景モード)

Xiaomi 14 Ultraには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。

ただイメージセンサーが大きい影響か、夜景モードにしなくてもかなり明るく撮影できるんですけどね。

通常撮影
夜景モード

明るい部分が適切に調整されているのが分かりますね。

撮影完了までの時間も短く、搭載されたOIS(光学式手ぶれ補正)がブレを抑えてくれるので撮影しやすいと思います。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro

どのスマホもノイズ少なく綺麗に撮影できますが、Xiaomi 14 Ultraは明暗のバランスに優れている印象です。良い感じ。

さらに明暗差のある場所でHDR性能をチェック。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra(2倍ズーム)
Pixel 8 Pro(2倍ズーム)
iPhone 15 Pro(2倍ズーム)

どれも良い感じですがXiaomi 14 Ultraがやっぱりバランス良いですかね。

今回はiPhone 15 Proが頑張ってくれました。普段は木の部分が真っ暗になってるんですけどね笑

なお月を綺麗に撮影できるスーパームーンモードもあります。

5倍ズーム
60倍ズーム

おそらく合成処理をしているんだと思いますが、インパクトは半端ないです・・・。

家族や友達に自慢したくなっちゃいますよ笑

50MP高画素モードの作例

Xiaomi 14 Ultraは5,000万画素での撮影(高解像度モード)もできます。

しかもメイン・超広角・望遠、どのカメラでも高画素モードで撮影可能。

通常撮影では4つの画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。

画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?

通常撮影と高解像度モードで撮り比べをした結果がこちら。

通常撮影
50MPモード

補正がかからないせいか50MPの方が若干暗めなものの、大きな違いは感じませんね。

高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。

50MPで撮影した方が解像感が残っているのがよく分かります。これは強い!

例えば、高画素モードで広めに撮影しておいて、後から必要な部分だけを切り出す時なんかに効果的です。

ただし、高画素モードで撮影するとデータサイズがバカでかくなるのでご注意ください。

  • 通常撮影:10.24MP
  • 50MPモード:15.30MP

てかこの写真だけで言えば通常撮影でも十分大きいですね笑

望遠カメラの作例

Xiaomi 14 Ultraには3.2倍(75mm)と5倍(120mm)の2つの望遠カメラが搭載されており、デジタルズームとの組み合わせで最大120倍までの撮影が可能です。

通常撮影
2倍ズーム
3.2倍ズーム
5倍ズーム

いや凄いですね。どのカメラも50MPっていうこともあってか解像感が高くてめちゃくちゃ綺麗です。

色々撮影してみたところ、10倍ズームくらいまでなら粗さを感じることなく普通に使えちゃうなーと感じました。

10倍相当 10倍相当

10倍を超えると、さすがに画質がどんどん粗くなってしまいます。

30倍
60倍
120倍

これまで僕はPixel 8 Proの望遠カメラが最強だと思っていたんですが、Xiaomi 14 Ultraの望遠性能も肩を並べられそうな印象です。

通常撮影
30倍ズーム
Pixel 8 Pro(30倍ズーム)
ちびめがね
ちびめがね
Xiaomi 14 Ultraの方が強いかも・・・。

この他、Xiaomi 14 UltraにはAI画像処理による「ウルトラズーム」機能も搭載。

機能を有効にすると30倍以上で赤いアイコンが表示されます。

Xiaomi 14 Ultraのウルトラズーム

高倍率で粗くなる写真を合成処理で鮮明にしてくれる機能です。

実際に撮影した写真がこちら。

ウルトラズームOFF
ウルトラズームON

確かに鮮明にはなるものの文字の生成はちょっと難しいかもしれませんね笑

まぁスマホカメラ特有の面白機能ですし、今後さらにブラッシュアップして使いやすくなるんじゃないかなーとも思います。

マクロ撮影の作例

Xiaomi 14 Ultraの超広角カメラと2つの望遠カメラはマクロ撮影にも対応。

望遠カメラによるマクロ撮影は、いわゆるテレマクロ撮影ですね。

メインカメラではピントが合わずにボケてしまうシチュエーションであっても、望遠カメラに切り替えてあげれば被写体にグッと迫った撮影が可能です。

メインカメラ
望遠カメラ(3.2倍)
望遠カメラ(5倍)

3.2倍望遠カメラは被写体から10cm、5倍望遠カメラは30cm離れた位置から撮影可能。

スマホ自体が影になってしまうことがないので撮影しやすいですよ。

3.2倍望遠によるマクロ撮影では被写界深度の調節メニュー(浅いDOF・拡張被写界深度)が表示されていました。

Xiaomi 14 Ultraのマクロ撮影

この他、メインカメラでの撮影時に自動でマクロ撮影に切り替わる「アダプティブマクロ」も搭載。

Xiaomi 14 Ultraのマクロ撮影

アダプティブマクロ撮影では超広角カメラが使用されるので、最短撮影距離は5cmになります。

超広角カメラの作例

Xiaomi 14 Ultraには超広角カメラも搭載。他のカメラ同様に5,000万画素です。

風景を撮影する時や食卓全体を撮影する場合に重宝しますよね。

メインカメラとの画角の違いはこんな感じです。

メインカメラ
超広角カメラ

引き続きPixel 8 Pro、iPhone 15 Proと比較して見ていきましょう。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro

メインカメラは綺麗でも超広角カメラはおまけみたいなスマホが多いものなんですが、Xiaomi 14 Ultraはそんなこともなく良い感じに撮影できます。

若干色味が薄い感じはあるけど、全然普通に使えちゃいますね。

Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro
Xiaomi 14 Ultra
Pixel 8 Pro
iPhone 15 Pro

一方で夜景モードはノイズを抑えてくれつつも少々暗め。個人的にもう少し明るくても良いのかなーと思いました。

ポートレートモードの作例

簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。

まぁXiaomi 14 Ultraはテレマクロが優秀すぎるので、ポートレートモードを使わなくて良いんじゃないかって感じもしますが・・・。

ポートレート撮影でも「マスターポートレート」「Leica ポートレート」2種類モードがありました。

Xiaomi 14 Ultraのポートレートモード
Xiaomi 14 Ultraのポートレートモードマスターポートレートモード
Xiaomi 14 UltraのポートレートモードLeica ポートレート

メインカメラでのLeica VibrantとLeica Authenticのような違いですね。

シーンにもよりますが、人物を撮影する文字通りのポートレート撮影ならマスターポートレートの方が鮮やかで映えるかもしれません。

もちろん人物以外でも撮影可能。

Xiaomi 14 Ultraのポートレートモード

撮影後に編集でF値の調整をすることもできましたよ。

インカメラの作例

Xiaomi 14 Ultraのインカメラの有効画素数は3,200万画素。

リアカメラと違ってピクセルビニングがないので、常にフル解像度での撮影になります。

画角は21mm相当と24mm相当の2種類。ズームはできませんでした。

21mm(0.8倍)
24mm(1.0倍)

いつでも高画素モードで撮影しているようなもんなので、解像感が高くてびっくり・・・。

良くも悪くも肌の質感なんかが超リアル。

ビューティーモードがしっかり仕事をしてくれるのがせめてもの救いでした笑

インカメラでもポートレートモードを使用可能。

被写体以外をバツっとボケさせてくれます。

なんだかリアカメラの機能とのギャップがありすぎるような気がします・・・。

まぁ僕は使う機会が少ないからいいけども笑

動画撮影の作例

Xiaomi 14 Ultraで動画撮影してみました。

 

比較用にiPhone 15 Pro・Google Pixel 8 Proで撮影した動画も収録しています。

なお全て4K@60fpsで撮影しているのですが、書き出しの際に30fpsになってしまいました・・・。

日中明るい場面であれば、メイン・超広角どちらも非常に綺麗に撮影できます。

強力な動画撮影性能を誇るiPhone 15 Proと比較しても遜色がない印象です。

Pixel 8 Proも十分綺麗ですが、他の2台に比べると手ぶれ補正が少し甘めに感じます。

夜間撮影ではiPhone15 Proには及ばないものの、動きながらの撮影でも使えちゃいそうです。

ただ超広角カメラは60fpsで撮影すると暗くなりすぎてしまうので、30fpsの方が良いと思います。

また、どうしてもゴーストが発生してしまうので注意しましょう。

Pixel 8 Proは明るくメイン・超広角どちらも明るく撮影できますが、チリチリとノイズが目立つので厳しいですね。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー

Xiaomi 14 Ultraのデザイン・サイズ感・付属品

ここからはXiaomi 14 Ultraのカメラ性能以外の部分をレビューしていきます。

まずは外観、付属品などをチェックです。

デザイン

Xiaomi 14 Ultraのカラーバリエーションはホワイト・ブラックの2色。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

このうち今回購入したのは「ブラック」です。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

ホワイトもスタイリッシュだから超迷ったんですけど、汚れが目立ちそうなので止めておきました。気になっちゃう性格なので笑

背面パネルの殆どはビーガンレザー製。側面フレームが背面にまで回り込んだ少し変わったデザインです。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

物によってはゴムのように感じることがあるビーガンレザーですが、Xiaomi 14 Ultraの質感は本格的。しっとりとした肌触りです。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

ただその一方で塵やホコリが付着しやすいのが気になっちゃいました。ホワイトにしなくて良かったかも・・・。

背面の半分近くを占めるのがカメラユニット。まぁーデカいっすね。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

背面からの飛び出しは実測で約6mm。デスクに置いた時の傾斜が凄いですよ。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン
Xiaomi 14 Ultraのデザイン Xiaomi 14 Ultraのデザイン

よくiPhoneのカメラがデカすぎるなんて言われますけどね、そんなレベルじゃないですよ。さすがカメラスマホ。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

ただデザイン的にはかなりGOOD。ゴールドのアクセントもあって高級感が半端じゃないです。うっとり。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン
Xiaomi 14 Ultraのデザイン

背面パネルは側面に向かってなだらかに湾曲した形状です。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

フレームはマットな金属製で、黒なので逞しい印象があります。無骨な感じで良い。

ビーガンレザーとの相性も抜群ですね。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

ディスプレイを上にして右側面に電源ボタンと音量ボタン。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

電源ボタンにはザラザラのローレット加工が施してありました。滑り止めっていうよりは触っただけで電源ボタンだって分かるようにしてるんでしょう。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

左側面には何もありません。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。

マイクにSIMピンを刺さないように注意しましょう。マジであるある。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

カードスロットはSIMカードが表裏に2枚装着できるタイプ。残念ながらSDカードは装着できません。

Xiaomi 14 Ultraのカードスロット Xiaomi 14 Ultraのカードスロット

USB Type-Cポートは「DisplayPort Altモード」に対応しているようで、外部ディスプレイに映像出力が可能でした。

Xiaomi 14 UltraのDisplayPort Altモード

撮影した写真や動画を大きな画面に映せば、家族や友達に簡単に見せることができますね。

本体上部にもスピーカーがあります。

Xiaomi 14 Ultraのデザイン

サイズ感

Xiaomi 14 Ultraのサイズは161.4 × 75.3 × 9.20mm。

Xiaomi 14 Ultraのサイズ Xiaomi 14 Ultraのサイズ

6.73インチの大型ディスプレイということもあって普通にデカいっすね。

重さも実測で221gとヘビー級。

Xiaomi 14 Ultraの重さ

他のスマホと違って見た目からしてデカいのは分かっていたので驚きはしませんね笑

もう少し軽ければ良いなーとは思いつつも、こんなもんでしょう。

付属品

Xiaomi 14 Ultraの付属品は以下のとおり。

  • クイックスタートガイド等
  • SIMピン
  • 保護ケース
  • 保護フィルム
  • 充電器
  • USBケーブル
Xiaomi 14 Ultraの付属品

付属品なしのスマホも多いなか、ちゃんと全部揃っているのは素晴らしいですね。購入してすぐに使い始めることができます。

・・・と言いたいところですが、充電器は海外仕様。

Xiaomi 14 Ultraの付属品

90W出力のハイパワータイプなんですが、残念ながら日本のコンセントには合いません。

Xiaomi 14 Ultraの付属品

充電ケーブルはUSB Type-A / Type-Cのもの。

Xiaomi 14 Ultraの付属品

保護ケースは樹脂製で、珍しくクリアタイプではありませんでした。

Xiaomi 14 Ultraの付属品

かなりペラペラなので耐久性は低そう。軽いのは良いんですが、本体下部やボタン周りはむき出しです笑

Xiaomi 14 Ultraの保護ケース Xiaomi 14 Ultraの保護ケース

これ付けるんだったら裸運用でも良いかなー?どうでしょうかね?笑

Xiaomi 14 Ultraの保護ケース Xiaomi 14 Ultraの保護ケース

ディスプレイ保護フィルムは購入時から貼り付けてあります。

質感はそれほど良くないので好みのものに貼り替えても良いかもしれません。

僕は購入早々に思いっきり傷をつけてしまいました・・・。

Xiaomi 14 Ultraの保護フィルム

Photography Kit

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

Xiaomi 14 Ultraには別売りでPhotography Kitなるものもあります。

これがまた凄いんですよ・・・。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

入っている物はケースと交換用のリング。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

そして撮影用グリップ。ケースに装着できるストラップも付いてきます。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

ケースとグリップは編み目模様のレザー製とのこと。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit
Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

もちろん保護ケースとしても使えるんですが、グリップと合体させることでXiaomi 14 Ultraがカメラに変身しちゃいます。じゃーん。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

カメラユニットの金属製のフレームは色違いのオレンジにも交換可能です。

これはこれでアクセントになって良いかもしれないですね。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

グリップには1,500mAhのバッテリーが内蔵されていて、本体とUSB Type-Cで接続します。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

発売当初はグリップから本体へ充電しちゃうことでグリップのバッテリーを消耗してしまう仕様だったようですが、2024年4月現在は、本体への給電をしないようにも設定可能です。

そしてこのカメラグリップは、見かけだけじゃなくて機能も優秀。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kitの機能

シャッターが切れるのはもちろん、シャッターボタンの長押しでカメラが起動します。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

シャッターボタンを半押しでピント合わせ、押し込みで撮影です。カメラですねー笑

Xiaomi 14 Ultra Photography Kitの機能

2つのダイヤルでズーム・露出の調整もできちゃいます。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kitの機能 Xiaomi 14 Ultra Photography Kitの機能

さらにRECボタンを押すと動画撮影が始まりますよ。もう1回押せば撮影停止。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kitの機能

しかも、物理ボタンは設定から他の機能をアサインすることも可能です。

もはやなんだかデジカメでも使っているかのような感覚ですね。

撮影できる写真や動画も綺麗だし、十分カメラ代わりになっちゃうんじゃないでしょうか?

なおケースとグリップの重さは合計95gほど。

Xiaomi 14 Ultra Photography Kit

本体と合わせると300gを超えちゃうので、グリップは装着せずに持ち歩いて、使うときだけ合体させるのが良いかもしれませんね。

Xiaomi 14 Ultraのディスプレイをレビュー

Xiaomi 14 Ultraのディスプレイ

続いてXiaomi 14 Ultraのディスプレイ性能を見ていきましょう。

毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。

6.73インチ 有機ELディスプレイ

Xiaomi 14 Ultraのディスプレイは6.73インチの有機EL(AMOLED)。

Xiaomi 14 Ultraのディスプレイ

一般的にハイエンドモデルと言えども解像度はFHD+のことが多いですが、なんとXiaomi 14 Ultraは3200×1440のWQHD+。高精細でめちゃくちゃ綺麗です!

Xiaomi 14 UltraのWQHD+ディスプレイ Xiaomi 14 UltraのWQHD+ディスプレイ
  • 3,200×1,440
  • WQHD+
  • 522ppi
  • 680億色
  • DCI-P3
  • 12-bit
  • HDR10+

スペック的にもこれぞハイエンドモデルと言わんがばかりの高性能。

画素密度522ppiも凄い数字です・・・。

普段使いはもちろん動画視聴やゲームでも活躍してくれること間違いなし。

何を表示させても非常に鮮明かつメリハリがあって綺麗です。

黒が引き締まっているので夜景動画なんかも良い感じ。

Xiaomi 14 UltraのWQHD+ディスプレイ Xiaomi 14 UltraのWQHD+ディスプレイ

特にXiaomi 14 Ultraはカメラ性能が高いので、自分で撮影した写真や動画も綺麗に見えるのが嬉しいですよ。

ちなみに画面解像度は設定からFHD+に変更することもできます。

バッテリー消耗が気になる人は下げて使ってもいいかもしれませんね。

僕は初期設定で問題ありませんでしたが、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することも可能です。

視野角も広く、僅かに暗くなるものの多少きつい角度からでも問題なく見れます。

Xiaomi 14 UltraのWQHD+ディスプレイ

ベゼル(縁)幅は極細でほぼ均一。

Xiaomi 14 Ultraのベゼル

広い表示領域を確保している秘密はディスプレイのエッジ加工。

4辺ともフレームに向かって僅かに湾曲しています。

Xiaomi 14 Ultraのラウンドディスプレイ Xiaomi 14 Ultraのラウンドディスプレイ

フラットディスプレイよりも表示領域が広くなりつつも、エッジディスプレイほど違和感を感じないスマホディスプレイの到達点になるんじゃないかと思いました。

画面端のフリック操作もしやすい素晴らしい形状です。見事。

Xiaomi 14 Ultraのラウンドディスプレイ

ディスプレイ輝度は最大1,000nits。ピーク時には3,000nitsにも及び非常に明るいです。

屋外の直射日光下でも見にくさを感じることはありませんでした。

Xiaomi 14 Ultraのディスプレイ輝度

操作は両手持ちが基本

Xiaomi 14 Ultraは6.73インチ大画面ディスプレイ

Xiaomi 14 Ultraは6.73インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。

片手で操作しようとしても端まで指が届きません。

Xiaomi 14 Ultraは6.73インチ大画面ディスプレイ

慣れれば文字入力くらいなら片手でもいけるとは思いますが、落としても悲しいので素直に両手操作しておきましょう。画面割れほど切ないものはありませんよね。

Xiaomi 14 Ultraは6.73インチ大画面ディスプレイ

両手操作はダルいかもしれませんが、大画面ディスプレイは動画視聴やゲームで活躍してくれますよ。画面綺麗だなーと感心しちゃいますよ。

Xiaomi 14 Ultraは6.73インチ大画面ディスプレイ

LTPOによる可変リフレッシュレート

Xiaomi 14 Ultraは有機ELパネルのバックプレーンに「LTPO 」を採用。

表示内容によって1Hzから120Hzの範囲で動的に変化する可変リフレッシュレートに対応しております。

実際に動かしてみたところ、スペック通りの可変リフレッシュレートになっているようでした。「開発者向けオプション」による表示なのでどこまで正確なのかは分かりませんが・・・。

Xiaomi 14 Ultraの可変リフレッシュレート

明るさを変えてみたり様々な条件で検証してみたのですが、リフレッシュレートの下限は10Hzになっているようでした。常時表示ディスプレイでも10Hz。

Xiaomi 14 Ultraの可変リフレッシュレート

もちろん、60Hz・120Hzの固定にすることもできますし、高リフレッシュレートを使用するアプリを選択することも可能です。

ただ固定設定にしても、動的に変化するのは変わらないようです笑

高駆動ディスプレイに対応しているとスクロールがヌルヌル。

一度使うと快適すぎて、もう60Hz駆動には戻れませんね。

Xiaomi 14 Ultraの可変リフレッシュレート

LTPOを採用することで高駆動とバッテリー持ちを両立できるのは嬉しいメリットです。

なおタッチサンプリングレートは最大240Hzとのことです。

インカメラはパンチホールタイプ

Xiaomi 14 Ultraのインカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。

Xiaomi 14 Ultraのインカメラ

小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。そうでもないかな?

Xiaomi 14 Ultraのインカメラ

常時オンディスプレイ(AOD)に対応

有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)にもしっかり対応。ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。

Xiaomi 14 UltraはAOD対応

ミドルレンジのスマホだと搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、終日でも表示可能。表示スタイルなどをカスタマイズすることもできます。

寝てる間に表示されても意味がないので時間指定はしておきたいところ。

もちろんバッテリーもちを優先するならAODは使わない方が良いとは思います。

Widevine L1で動画視聴が快適

スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。

低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、Xiaomi 14 Ultraなら高画質での視聴が可能となります。

NetflixではFull HD再生可能。HDR 10・Dolby Visionにもしっかり対応していました。

Xiaomi 14 UltraはWidevine L1

ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴可能です。

Xiaomi 14 UltraはWidevine L1

YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できました。

Xiaomi 14 UltraはWidevine L1

Xiaomi 14 Ultraの動画視聴環境は完璧!ディスプレイもめちゃくちゃ綺麗なので超捗ると思いますよ。

後述するようにステレオスピーカーも搭載しているので、エンタメを楽しむ最高の相棒と言えます。

Xiaomi 14 Ultraの動作性能をレビュー

Xiaomi 14 Ultraの動作性能

お次はXiaomi 14 Ultraの動作性能をチェックしていきます。

スマホの基本性能を司るのはご存知SoC(CPU/GPU)。

Xiaomi 14 Ultraには「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されております。

2023年10月にQualcommが発表したチップセットで、Gen 2同様に台湾TSMCの4nmプロセスが採用された2024年4月時点でのフラッグシップモデルです。

ゲーム性能はのちほど紹介するとして、まずは普段使いの動作性能とベンチマークスコアをチェックしていきましょう。

AnTuTuベンチマークスコア

スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。

スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということです。

ちびめがね
ちびめがね
スコアが全てではないですが目安に!

最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは2,030,793点、GPUスコアは849,657点

旧世代のVer.9では総合スコアが1,570,058点、GPUスコアは737,998点という結果になりました。

もの凄いスコア・・・。

同じSnapdragon 8 Gen 3を搭載したゲーミングスマホREDMAGIC 9 Proには及ばなかったものの、これまでレビューしたスマホの中で第2位に輝きました。

  1. REDMAGIC 9 Pro:2,191,182
  2. Xiaomi 14 Ultra:2,030,793
  3. ROG Phone 7:1,611,048点
  4. Zenfone 10:1,562,792点
  5. Xiaomi 13T Pro:1,435,378点

ベンチマークスコアだけ高く出るように調整されているスマホがあるなんて話も聞きますが、ここまでハイスコアならなんにせよ高性能だからどうでもいいですね笑

こちらのページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。

AnTuTuスコアで70万点もあれば普段使いで困ることはないので、当然ながら何をやっても快適そのもの。

もはや過剰性能と言っても良いくらい、Xiaomi 14 Ultraの動作性能は最強でした。

AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。

Pixel 8 Pro/iPhone 15 Proと動作性能を比較

Xiaomi 14 Ultraのカメラ性能

スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、Google Pixel 8 Pro・iPhone 15 Proと実際の動作性能をプチ比較してみました。

どちらも国内で購入できるハイエンドモデルの人気モデル。どのくらい違いがあるのでしょうか?

【Google Pixel 8 Proレビュー】最高のカメラでもゲーム性能は弱い!未知数のAI機能で大化けなるか?使ってわかったメリット・デメリット・評価 Google Pixel 8 Proは普段使いに困らない快適な動作性能と優れたカメラ性能が特徴の2023年フラッグシップモデル。消しゴムマジックや音声消しゴムマジックなどのAIによる画像編集機能が強化されています。実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを含めて実機レビューしています。...

多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。

よーいスタート!

Xiaomi 14 Ultraの動作性能をPixel 8 Pro・iPhone 15 Proと比較Yahoo! JAPAN
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Xiaomi 14 Ultraの動作性能をPixel 8 Pro・iPhone 15 Proと比較楽天市場
Xiaomi 14 Ultraの動作性能をPixel 8 Pro・iPhone 15 Proと比較楽天市場

やっぱりAndroidスマホとiPhoneの比較はダメなのかなー?

iPhoneの表示が僅かに遅れた結果になりました。

肝心のXiaomi 14 Ultraは爆速状態。とは言ってもPixel 8 Proとはそこまで大きな差はないですね。

あ、ちなみにiPhone 15 Proの表示が遅いと言っても、トップクラスの中ではの話ですからね笑

パフォーマンスモードのAnTuTuスコア

Xiaomi 14 Ultraはバッテリー設定の中で、4種類の動作モードを選択可能です。

  • パフォーマンスモード
  • バランス
  • バッテリーセーバー
  • ウルトラバッテリーセーバー

このうち「パフォーマンスモード」は最高性能を引き出せるようなので、実際に設定してAnTuTuベンチマークでスコアの変化を検証してみました。

温度上昇は抑えられながらもCPU・GPUスコアが少し上がっているのが分かります。

まぁ1回だけの検証で比べるのは不正確かもしれませんが・・・。

当然パフォーマンス優先にすればバッテリー持ちが悪くなるものの、例えばゲームをプレイしていて今だけはもう少し滑らかに動いて欲しい!と感じた場合にワンポイントとして使っても良いかもしれませんね。

AnTuTuストレージ速度テストのスコア

AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。

Ver.9で計測した時はランダムアクセスのスコアが低すぎてびっくりしましたが、何か変な感じになっちゃってみたいですね。

読み込み・書き込みどちらも十分なスコアになっております。

RAM容量は大盛りの16GB。当然ながら本体起動・アプリ起動どちらもスムーズで、複数の処理を同時に進行しても十分耐えられます。

ストレージ容量も512GBとたっぷりサイズ。システム領域に28GB使うので実際に保存可能なのは490GBほど。システムサイズが結構デカめです。

ただし何でもできちゃうハイエンドモデルだからこそ、容量不足に陥りがち。

残念ながらMicro SDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。

またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。

Xiaomi 14 Ultraのストレージ容量

難しい操作をすることもなく、カードスロットに入れてあげれば認識してくれましたよ。

メモリ拡張機能がある

Xiaomi 14 Ultraには使わないストレージの最大8GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されていました。

16GBも搭載しているのにまだ増やせるのか!って感じですよね。

もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。

それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。

元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。

ちびめがね
ちびめがね
今回の検証ではデフォルト設定のまま「6GB」から変えていません!

Xiaomi 14 Ultraのゲーム性能をレビュー

Xiaomi 14 Ultraのゲーム性能

もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイントです。

Xiaomi 14 Ultraのゲーム性能はどれほどのものか試してみました。

原神(60FPS/最高)の平均FPSは56.640

Xiaomi 14 Ultraで原神のFPSを検証

ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。

ちなみにXiaomi 14 Ultraのデフォルトグラフィック設定は「中/30FPS」でした。

Xiaomi 14 Ultraで原神のFPSを検証

まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。

スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。

Xiaomi 14 Ultraで原神のFPSを検証

平均FPSは56.640。戦闘シーンでところどころFPSが下がってしまうところがありますが、実際にプレイしている感じでは殆ど気になりませんでした。

ゲーミングスマホだと平均59FPSくらい出ることもあるので、悪くないけど最高ではない、そんな感じでしょうか。

ゲームターボ有効で平均FPSは58.582

Xiaomi 14 Ultraにはゲームターボ機能も搭載しております。

Xiaomi 14 Ultraのゲームターボモード

同じように15分ほどプレイしたところ、平均FPSが58.582まで上昇しました。

内部温度は上昇するものの、フレームレートが安定していることが分かります。

これくらい動いてくれれば、ライトユーザーはもちろん、ヘビーユーザーやガチ勢の人でも満足できるでしょう。

ゲームのプレイ中にモタつきやカクつきが気になる場合には「ブースト」を有効にしてみても良いかもしれません。

原神(デフォルト設定)の平均FPSは29.566

最後にデフォルト設定でプレイした様子がこちら。

高負荷でもしっかり遊べているので、デフォルト設定ならほぼ30FPS張り付き状態です。

原神の他にも、崩壊スターレイル・ブロスタでも遊んでみましたが、どちらも問題なく遊べました。(僕の実感ですからね?)

Xiaomi 14 Ultraは重いゲームでもしっかり遊べる動作性能であると言って良いでしょう。

ただ、1点注意したいのがXiaomi 14 Ultraの形状ですね。

カメラユニットがバカでかいので、持ちにくさを感じる人がいると思います。

Xiaomi 14 Ultraの形状はゲームには向いてない

ゲームマシンとしてガッツリプレイするには厳しいかもしれませんね。

ガチ勢の人は素直にゲーミングスマホを使った方が良いと思います。

【REDMAGIC 9 Proレビュー】最強ゲーミングスマホの進化は止まらない!AnTuTu200万点オーバー&優れた冷却性能で勝利を掴み取れ!使ってわかったメリット・デメリット・評価REDMAGIC 9 ProはSnapdragon 8 Gen 3を搭載したゲーミングスマホ。AnTuTuベンチマーク200万点オーバーでありながら、高い冷却性能で長時間安定して高いパフォーマンスを維持できます。タッチ式ショルダートリガーを中心にゲームスキルを補う機能もふんだんに搭載。最強のゲーミングスマホです。実際に使ってみた様子をメリット・デメリットと併せて実機レビューしています。...

ゲームプレイ(高負荷)時の発熱

重いゲームを遊ぶ時に気になるのがスマホの発熱。

高い負荷がかかるのでどうしてもスマホが熱くなってしまいます。

Xiaomi 14 Ultraの場合はどれくらい発熱するのか、実際に表面温度を計測してみたところ、原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約38°。

Xiaomi 14 Ultraの発熱

簡易的な計測なので超正確というわけではないかもしれませんが、内部温度ほど熱くはならない印象です。熱くて持てない!ってこともありませんからね。

ただ、発熱による動作性能の低下がありそうです。

AnTuTuベンチマークテストを4回連続で回した結果は以下のとおり。

回を追うごとにスコアが下がっていくのが分かります。

この検証の結果をみる限り、内部温度が50℃付近に達すると温度を下げているようです。

高負荷をかけてもハイパワーで動くのは間違いありませんが、発熱による動作性能の低下はあると思います。

Xiaomi 14 Ultraのバッテリー持ち・充電速度をレビュー

Xiaomi 14 Ultraのバッテリー性能

スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。

特にハイエンドモデルは性能が高いのでバッテリー消耗が激しい印象があります。

Xiaomi 14 Ultraのバッテリー持ち・充電速度をチェックしていきましょう。

PCMarkバッテリーテストのスコア

Xiaomi 14 Ultraのバッテリー容量は5,000mAhと十分な容量。

ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。

そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。

PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。

PC Markでバッテリー性能をチェック

ディスプレイの明るさは50%固定、画面解像度・リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。

WQHD+FHD+
デフォルト13時間16分13時間52分
120Hz12時間40分13時間18分
60Hz16時間29分17時間32分

WQHD+&リフレッシュレートデフォルト設定が使う人が多いパターンだと思いますが、それでも13時間超えであれば、悪くないスコアだと思います。

よっぽど長時間ゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にする必要はなさそうです。

・・・と言いたいところなんですが、実際に使ってみるとそうでもありませんでした。

これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。

バッテリー消費時間を実機で計測

PCMarkのスコアは良い感じだったのですが、他のスマホよりもバッテリーの減りが早く感じました。

そこで、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。

ディスプレイの明るさは自動調節にしての検証です。

まず1時間Appleミュージックで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は4%。

1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗8%。

原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は13%でした。

24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は8%。(1時間寝坊しちゃいました)

それぞれの結果をまとめると次のとおり。

使用時間バッテリー消耗使用可能時間(想定)
音楽再生 1時間4%約25時間
動画再生 1時間8%約12時間
原神 1時間13%約8時間
24時間放置8%約12日間

これをXiaomi 14 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 3を搭載したゲーミングスマホREDMAGIC 9 Proの結果と比べてみましょう。

使用時間REDMAGIC 9 ProXiaomi 14 Ultra
音楽再生 1時間2%4%
動画再生 1時間5%8%
原神 1時間12%13%
24時間放置4%8%

ゲームプレイ時のバッテリー消耗は同程度ですが、肝心の普段使いでのバッテリー消耗がかなり激しいことが分かります。

このため、Xiaomi 14 Ultraをメインスマホとしてバリバリ使いたい場合には、モバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心です。

他のハイエンドスマホと比べるとバッテリー消耗が激しいと言えるでしょう。

90W急速充電に対応

Xiaomi 14 Ultraはバッテリー持ちがイマイチなのは寂しいポイントですが、幸い最大90Wの急速充電に対応しています。

Xiaomi 14 Ultraは90W急速充電対応 Xiaomi 14 Ultraは90W急速充電対応

実際に試してみたところ、僅か40分でフル充電が完了しちゃいました。

120W急速充電(神ジューデン)には及ばないものの、爆速充電と言っていいでしょう。

これだけ早く充電ができちゃえば十分です。

寝落ちしちゃってバッテリーが殆どない状態でも、出かける準備をしている間に、充電できちゃうと思います。

なお、僕が購入したXiaomi 14 Ultraはグローバル版なので、付属充電器は日本では使えません。

このため、今回の検証ではXiaomi 13T Proに付属の120W急速充電器を使用しています。

Xiaomi 14 Ultraの90W急速充電

80Wワイヤレス充電に対応

Xiaomi 14 Ultraの80Wワイヤレス充電

Xiaomi 14 Ultraは90W急速充電に加えて、80Wワイヤレス充電にも対応しています。

置くだけ充電でそんな急速なんて聞いたこともないんですが、凄いですよね・・・。

もちろん専用のワイヤレス充電スタンドが必要とのこと。

僕は持っていないので、今回はごく普通のワイヤレス充電器を試してみたところ、12W程度で充電できていました。(全くインパクトがない笑)

Xiaomi 14 Ultraの80Wワイヤレス充電

Amazonや楽天市場を探してもXiaomiのワイヤレス充電器は見つからなかったので、おそらく海外のECショップで購入するしかないのでしょうね。

ただ購入できたとしてもPSEマークが入ってないでしょうから、まぁワイヤレス充電は普通の速度でボチボチやっていきましょう。

なお、Xiaomi 14 Ultraのワイヤレス充電ポートは逆充電(バッテリーシェア)に対応しています。

Xiaomi 14 Ultraを実機レビュー

Xiaomi 14 Ultraの実機レビュー

最後にXiaomi 14 Ultraの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。

Android 14ベースのHyperOS搭載

Xiaomi 14 UltraにはAndroidベースのXiaomi製「Hyper OS」がプリインストールされていました。

Xiaomi 14 UltraはXiaomi HyperOS搭載

従来のMIUIから進化を遂げたオペレーションシステムがデフォルトで使えるのは嬉しいポイント。

Xiaomi HyperOSは「Human x Car x Home」スマートエコシステム向けに設計された、IoT環境に一貫性をもたせ、すべてのエコシステムデバイスを単一の統合されたシステムフレームワークに統合するオペレーティングシステムです。最高のデバイス性能を実現し、一貫したユーザーエクスペリエンスとすべてのシャオミデバイス間でシームレスな接続を促進することを目指しています。

引用:プレスリリース

パフォーマンス・グラフィックUI・セキュリティなど幅広く強化されているようです。

メーカーによって搭載されているOS・UIが異なり、特色・機能も様々。

僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、使い慣れているので安心感があります。

個人的になんのカスタムも施されていないピュアAndroidよりも好みかもしれません。

起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ピュアAndroidにはないユーザーの使い勝手が良くなる工夫も嬉しいです。

メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。

どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。

デュアルアプリ・セカンドスペース対応

Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。

日本国内で発売されるXioamiスマホでは削られてることもありますが、ご安心ください。Xiaomi 14 Ultraにはしっかり搭載されておりますよ。

特に1つのアプリを複製することができるデュアルアプリが便利。例えばLINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使うこともできちゃいます。

Android標準の複数ユーザー機能を見つけることはできませんでしたが、2人までだったらセカンドスペースを活用できますね。

この他、ジェスチャーショートカット、画面分割、フローティングウィンドウなどの便利機能もしっかり標準搭載です。

Xiaomi 14 Ultraの画面分割機能画面分割
Xiaomi 14 Ultraのフローティングウィンドウフローティングウィンドウ

生体認証は指紋認証&顔認証

Xiaomi 14 Ultraの指紋認証センサーは画面内に搭載。

反応はめちゃくちゃ良好で、軽く触るだけでロック解除できました。

Xiaomi 14 Ultraの指紋認証

使う人は多くないかもしれませんが、指紋認証センサーを利用して心拍計測したり、推し続けることで特定のアプリを起動したりもできます。

QRコード決済アプリなんかを登録しておくと便利かもしれませんね。

顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なものです。

こちらも反応は良好で顔が入れば一瞬でロック解除されます。

Xiaomi 14 Ultraの顔認証

顔認証後にホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択可能です。

マスクを装着する機会が未だ多いので、指紋認証・顔認証どちらにも対応しているのが望ましいですね。

IP68防塵防水対応/おサイフケータイ非対応

Xiaomi 14 UltraはIP68防塵防水対応

Xiaomi 14 Ultraは、FeliCa・おサイフケータイには非対応なものの、IP68防塵防水に対応しているのは嬉しいポイント。

継続的な水没にも耐えられるほど強力な防水性能になります。

なお、念のためにお知らせしておきますが、あくまでも防水性能です。

よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?

お風呂中に使っていて直ちに壊れることはないと思いますが、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意しましょう。

また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。

The device has been tested and certified to be resistant to splash, water, and dust in the presence of specific laboratory conditions with the classification IP68 ingress protection based on IEC 60529:1989+A1:1999+A2:2013.
Please note that the test conditions of water resistance include: submersion in static freshwater up to a depth of 1.5 meters, up to 30 minutes, with a temperature delta between the water and product being 5K or less. Such water resistance features only pertain to specific conditions tested in a laboratory environment, which do not correspond to the normal conditions of use by consumers. Therefore, ingress protection is not assured if the product is subjected to environments beyond the test conditions.
We recommend that you do not test it by yourself. Not advised for beach or pool use. Ingress protection might deteriorate from daily wear and tear, physical damage and/or disassembly needed in case of repair.
Avoid charging the product, operating the physical buttons, or removing the SIM tray when product is exposed to moisture.
Please carefully refer to user’s manual for other safety instructions.
The warranty will not cover the liquid damage caused in the environments beyond the IP68 test condition.

引用:公式サイト

ちびめがね
ちびめがね
サウナもダメですよ!

デュアルスピーカーでステレオサウンド

Xiaomi 14 Ultraはステレオスピーカー搭載

Xiaomi 14 Ultraには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。

肝心の音質は中高音域が中心のクリアサウンド。

個人的には低音がもっと効いてて欲しかったものの、まぁスマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。

下部スピーカーの方が僅かに音が大きい気がしますが、Dolby Atmosに対応しているので臨場感や音の広がりはかなり優秀だと思います。

Dolby Atomos・Xiaomi サウンド、2種類のプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することも可能です。

WQHD+ディスプレイ+Widevine L1で高画質動画が楽しめるうえに、デュアルスピーカー。

Xiaomi 14 Ultraは音楽鑑賞・動画視聴などのエンタメを超満喫できますよ。

ただゲームを横持ちでプレイしている時に、無意識に手でスピーカーを塞いでることが何度もありました。

Xiaomi 14 Ultraの形状はゲームには向いてない

上部スピーカーの位置がもう少し上寄りだったら良かったのかもしれません。

LDAC/aptX Adaptive/LHDCに対応

Xiaomi 14 UltraはLDAC/aptX Adaptive/LHDC対応

Xiaomi 14 Ultraにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。

その場合に気になるのがBluetoothコーデック。

実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。

  • SBC:○
  • AAC:○
  • aptX:○
  • aptX HD:○
  • aptX Adaptive:◯
  • LDAC:○
  • LHDC:○

さすがSnapdragon搭載のハイエンドモデル。主要Bluetoothコーデックにフル対応。

LHDCにも対応している点も非常に嬉しいポイント。

例えばNothing Ear(2)なんかも高音質で使えちゃいますね。

Nothing Ear (2)をiPhoneで使ってみた!AirPods Pro(第2世代)の代わりになれる?Nothing Ear (2)はiPhoneとの相性も抜群です。実際にiPhoneで使ってみた様子を紹介しています。ライバルのAirPods Pro(第2世代)との音質・アクティブノイズキャンセリング・バッテリー持ちの比較もしてみました。...

LDACやLHDCに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。

ただしAmazon Musicのストリーミング再生では「48kHz/24bit」の、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」が表示されていました。

おそらくSRCによるダウンサンプリングが原因だと思いますが、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」には非対応。

どちらにしてもハイレゾであることに違いはないものの、ちょっと寂しいのは事実。

Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。

4キャリアに対応したBand構成

これもXiaomi 14 Ultraを購入する大きなメリットの1つ。

Xiaomi 14 Ultraは技適があるので、日本でもSIMカードを装着してデータ通信できます

対応Bandを調べてみたところ、国内4キャリアにフル対応しているようです。

主要Band一覧表
ドコモ回線(○)Band 1 ○
Band 3 ○
Band 19(プラチナバンド)○
ソフトバンク回線(○)Band 1 ○
Band 3 ○
Band 8(プラチナバンド)○
au回線(○)Band 1 ○
Band 18(プラチナバンド)○
Band 26(Band 18を内包)○
楽天回線(○)Band 3 ○
Band 18(パートナー回線)○

どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。

また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応しています。ドコモの「n79」にも対応しているのでご安心ください。

主要Band一覧表
ドコモ回線n 77 ○
n 78 ○

n 79 ◯
ソフトバンク回線n 77 ○
au回線n 77 ○
n 78 ○
楽天回線n 77 ○

5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。

スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。

今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもXiaomi 14 Ultraなら対応可能です。

なお以下の記事で楽天モバイル・ワイモバイルで使えるのか、実際にSIMカードを装着して検証していますので本記事と併せて御覧ください。

Xiaomi 14 Ultraが楽天モバイルで使えるか実機で検証!データ通信・Rakuten Link(音声通話・SMS)・テザリングをチェック!Xiaomi 14 Ultraで楽天モバイル Rakuten 最強プラン(楽天回線)が使えるか試してみました。データ通信、Rakuten Linkでの通話・SMSメッセージ、テザリングを実機で検証しています。...
Xiaomi 14 Ultraがワイモバイルで使えるか実機で検証!データ通信・音声通話・SMS・テザリングをチェック!Xiaomi 14 Ultraでワイモバイルが使えるか試してみました。データ通信、音声通話・SMSメッセージ、テザリングを実機で検証しています。...

Xiaomi 14 Ultraのスペック

 

Xiaomi 14 Ultraのスペックは以下のとおりです。

製品名Xiaomi 14 Ultra
カラーWhite
Black
サイズ高さ:161.4mm
幅:75.3mm
厚さ:9.20mm
重さ約219.8g
ディスプレイ約6.73インチ
AMOLED
LTPO
3,200×1,440
WQHD+
522ppi
680億色
DCI-P3
12-bit
HDR10+
最大輝度 1,000nits
ピーク輝度 3,000nits
リフレッシュレート1-120Hz
タッチサンプリングレート最大240Hz
OSXiaomi
HyperOS
SoCQualcomm
Snapdragon 8 Gen 3
RAM16GB
LPDDR5X
ROM512GB
UFS 4.0
リアカメラメイン:5,000万画素
超広角:5,000万画素
望遠①:5,000万画素
望遠②:5,000万画素
ビデオ(リアカメラ)8K@30fps
4K@120,60,30,24fps
1080p@60,30fps
インカメラ3,200万画素
ビデオ(インカメラ)4K@60,30fps
1080p@60,30fps
バッテリー5,000mAh
90W急速充電
ポートUSB Type-C
3.2 Gen 2
ワイヤレス充電80W
生体認証画面内指紋認証
顔認証
対応SIMnano SIM
nano SIM
2回線同時待ち受け
対応Band5G NR: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79
4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48
3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
2G: GSM: 2/3/5/8
Wi-FiWi-Fi 7
Wi-Fi 6E/6
BluetoothVer5.4
位置情報GPS
GLONASS
Beidou
Galileo
NavIC
A-GPS
スピーカーステレオ
イヤホンジャックなし
防塵防水IP68
NFCあり

公式サイト>>Specs

まとめ:Xiaomi 14 Ultraのメリット・デメリット・評価

Xiaomi 14 Ultraのメリット・デメリット・評価

Xiaomi 14 Ultraを実機レビューしました。

最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。

メリット・デメリット

Xiaomi 14 Ultraを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・技適あり!
・カメラが凄すぎる
・カメラキットでほぼカメラ
・美しいディスプレイ
・最高の動作性能
・ゲーム性能も高い
・90W急速充電
・IP68防塵防水
・価格が高い
・カメラユニットがデカい
・バッテリー持ちイマイチ

・ワイヤレス充電は限定的
・イヤホンジャックなし
・microSD非対応
・充電器が海外仕様

評価

総合評価:(4.5点/5点満点)

デザイン★★★★☆
サイズ感★★★☆☆
ディスプレイ★★★★★
動作性能★★★★★
ゲーム性能★★★★★
バッテリー性能★★★☆☆
カメラ性能★★★★☆
機能・付加価値★★★★☆

Xiaomi Ultaraシリーズのカメラが凄いことは以前から知ってはいましたが、まさかここまで他のスマホと違うとは思ってもみませんでした。びっくり。

僕のようなカメラの知識が殆どない素人でも、自己満足に浸ってうっとりするような写真を簡単に撮影することができます。

シンプルに写真撮影が楽しいんですよね。どこにでも持ち歩いて、心にピンときた瞬間を形に残しておきたい気分になっちゃいます。

カメラに詳しい人がXiaomi 14 Ultraを使えば、そりゃもうとんでもなく美しい写真を量産することができることでしょう。

しかもベースはしっかりハイエンドスマホなので、何をやってもストレスなく快適に使えるんだから言うことありません。

バッテリー持ちがイマイチだったり、付属品の充電器が海外仕様だったりと、弱みも確かにあるんですが、心底買って良かったなーと思っております。

普通に購入すると20万円超えの高級品なので、気になっている人はAliExpressなんかのセールを狙っても良いかもしれません。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


2024年2月スマホ乗り換えドットコムセール

SoftBankに乗り換えを検討している人朗報です!

ソフトバンク正規代理店「スマホ乗り換え.com」でスマホセールを開催中。

ラインナップは以下のとおり。ソフトバンク「新トクするサポート」による分割払い適用後の実質価格になります。

  • Xiaomi 13T Pro:実質24円
  • motorola razr 40s:実質24円
  • Google Pixel 8:実質24円
  • Google Pixel 8 Pro:実質24円
  • LEITZ PHONE 3:実質37,956円
  • AQUOS R8 Pro:実質24円
  • Xperia 1 Ⅴ:実質24円
  • Xperia 10 Ⅴ:実質9,840円
  • AQUOS wish3:実質24円
  • Redmi 12 5G:一括1円
  • あんしんファミリースマホ:一括1円
  • Redmi Note 10T:一括1円
  • iPhone 15 Pro:実質24円
  • iPhone 15:実質12円
  • iPhone 14:実質24円
  • iPhone SE(第3世代)64GB:実質24円

公式サイト>>スマホ乗り換え.com

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