2020年4月からサービスが開始された、楽天モバイルのキャリアサービス「Rakuten UN-LIMIT」。
1年間無料で使えるということで、加入された人も多いと思います。
僕の奥さんも、楽天モバイルに乗り換えて1年間無料で使いはじめました。
ところが、1年間の無料期間終了後は、他社に乗り換えるかもしれないと言っています。
僕は、ギガ使い放題・通話し放題で2,980円ならめちゃくちゃ安いと考えています。
でも、ギガをそんなに使わない奥さんにとっては、他社のほうが安いというわけです。
なるほど、確かにその通り!
月額基本料を基準に考えれば、楽天モバイルよりもずっと安い格安SIMはいくらでもあります。
現在楽天モバイルを使っているあなたも、1年無料期間終了後にそのまま使い続けるか一度考えてみてはいかがでしょうか?
タップできる目次
楽天モバイルを使い続ける?他社に乗り換える?
楽天モバイルを使い続けるか、他社に乗り換えるか。
何を基準に考えればいいのでしょう?
答えはシンプルで、データ無制限・通話し放題を使いこなせているかどうかです。
- 自宅にWi-Fi環境がない
- 外出中でも動画をよく見る
- ゲームのプレイ時間が長い
- 仕事で大容量データを使う
などなど、毎月大量のデータ通信量を消費している場合には、楽天モバイルがやっぱりお得です。
楽天モバイルは、スマホ+モバイルWi-Fiが月2,980円で利用できる、と考えれば分かりやすいかもしれません。
家でも外でも、プライベートでも仕事でも、楽天モバイル1本で利用している人がコスパ最強ということになります。
逆にそうではない場合には、携帯代はさらに安くなるのです。
例えば以下のような場合です。
- 自宅にWi-Fi環境がある
- スマホの利用はLINEやSNSが中心
- 動画は外で見ない
- ゲームはあまりやらない
これでは楽天モバイルのギガ使い放題を活かしきれていないので、月2,980円支払うともったいないことになります。
月3GBくらいのデータ通信量があれば十分間に合うので、乗り換えを検討した方がいかもしれません。
あなたは楽天モバイルをうまく使いこなせているでしょうか?
格安SIMは月額2,980円で何ギガ使える?
楽天モバイルの月額基本料は2,980円です。
楽天回線エリア内であれば、データ使い放題・通話し放題ですが、楽天回線エリア外になると月5GBまでしか高速データ通信が利用できません。
では、他社では月額2,980円でどのくらいのギガが使えるのか見てみましょう。
通信会社名 | 月額基本料 | 高速データ通信量 |
楽天モバイル(楽天回線) | 月額2,980円 | 使い放題 |
楽天モバイル(パートナー回線) | 月額2,980円 | 5GB |
ワイモバイル | 月額2,680円 (当初6ヶ月1,980円) | 3GB (当初1年間4GB) |
UQ mobile | 月額2,980円 | 10GB |
mineo(ソフトバンク回線) | 月額2,680円 | 6GB |
OCN モバイル ONE | 月額2,880円 | 10GB |
IIJmio | 月額3,260円 (当初6ヶ月1,980円) | 12GB |
BIGLOBEモバイル | 月額3,400円 | 12GB |
LINEモバイル | 月額3,200円 | 12GB |
イオンモバイル | 月額2,980円 | 12GB |
DMM mobile | 月額2,890円 | 10GB |
BIC SIM | 月額3,260円 (当初6ヶ月1,980円) | 12GB |
(すべて税抜)
楽天回線エリアであれば、データ通信量は無制限に使えるので他社よりも安く利用できることが分かります。
しかし、楽天回線エリア外(パートナー回線)の場合は、かなり割高になってしまいますね。
2,980円払えば、倍以上のデータ通信量を使えるところばかりです。
月額料金を基準にして比較すると、楽天回線を利用できないのであれば、1年無料期間終了後は他社に乗り換えた方が良いと言えます。
格安SIMは月間3ギガをいくらで利用できるのか?
いくら2,980円でギガ使い放題でも、それほど沢山ギガを使わないのであれば、無駄になってしまいます。
家にWi-Fi環境があって外出中に動画を見ないのであれば、月間3ギガくらいのデータ通信量があれば十分です。
実際に僕はLINEモバイルを3GBのプランで利用していますが、3年間利用し続けていてギガが足りなくなった月は一度もありません。
では、格安SIMで高速データ通信量3GBのプランはいくらで利用できるのでしょうか。
まとめると、以下のとおりになります。
格安SIM | 月額基本料(税抜) |
y.u mobile(3GB) | 1,690円 |
ワイモバイル(3GB) | 2,680円 |
UQ mobile(3GB) | 1,980円 |
mineo(Dプラン/3GB) | 1,600円 |
OCN モバイル ONE(3GB) | 1,480円 |
IIJmio(3GB) | 1,600円 |
BIGLOBEモバイル(3GB) | 1,600円 |
LINEモバイル(3GB) | 1,480円 |
イオンモバイル(4GB) | 1,580円(3GB換算1,185円) |
DMM mobile(3GB) | 1,500円 |
BIC SIM(3GB) | 1,600円 |
(すべて税抜)
楽天モバイルの月額基本料の半額以下で利用できる格安SIMもあります。
不必要なデータ通信量が大量にあるよりも、適量で安く利用できるほうが、お財布に優しいかもしれませんね?
楽天モバイルから乗り換える場合のおすすめ格安SIMは?
楽天モバイルの1年無料期間終了後に他社に乗り換える場合、どの格安SIMにすれば良いのでしょうか?
各社でキャンペーンや、独自サービスを展開しているので使い道に合ったところが良いのですが、以下の2つが僕のおすすめです。
- LINEモバイル
- y.u mobile
1つずつ紹介していきます。
LINEモバイル
スマホの使い道の多くがLINEとネットサーフィンくらいなのであれば、LINEモバイルがおすすめです。
LINEモバイルには「データフリーオプション」があるので、LINEやSNSをいくら利用してもギガが減りません。
データフリーオプションは3種類あり、月額料金によって使い放題になるサービスが異なります。
オプション名 | データフリーの対象 (使ってもギガが減らない) | 月額料金 |
LINEデータフリー | LINE | 0円 |
SNSデータフリー | LINE | 280円 |
SNS音楽データフリー | LINE LINE MUSIC Spotify AWA | 480円 |
(すべて税抜)
特にLINEについては、メッセージのやり取りはもちろん、通話やビデオ通話をどれだけ利用してもギガが減りません。
月額基本料とデータフリーオプションを組み合わせると、月額基本料の合計は以下のとおりです。
音声通話SIM | |||
データ通信量 | LINEデータフリー | SNSデータフリー | SNS音楽データフリー |
500MB | 1,100円 | なし | なし |
3GB | 1,480円 | 1,760円 | 1,960円 |
6GB | 2,200円 | 2,480円 | 2,680円 |
12GB | 3,200円 | 3,480円 | 3,680円 |
(すべて税抜)
データフリーになるサービスの他にプランに応じたギガが使えるので、かなりお得度が高いと思います。
LINEだけなら「LINEデータフリー」、Instagramもよく使うなら「SNS音楽データフリー」オプションを付けると良いでしょう。
それでも最大1,980円なので、楽天モバイルよりもずっと安くなります。
こちらの記事でLINEモバイルについて詳しく解説しているので、ぜひ本記事と併せてご確認ください。

y.u mobile
通信速度を重視するならy.u mobileがおすすめです。
y.u mobileは、2020年3月からサービスが始まった新しい格安SIM。
実際に僕はデータ通信専用SIMを使っているのですが、通信速度が安定して速いです。
格安SIM最大のデメリットは、混み合う時間に通信速度が低下することです。
しかし、y.u mobileであれば特に低速になりがちな昼休みや通勤時間でも遅くなることがありません。
料金プランは3GBで1,690円(税抜)。
毎月そんなにギガを使わないのであれば、十分だと思います。
また、y.u mobileは、余ったギガに有効期限がないことも特長です。
使いきれずに余ったギガは、どんどんストックされていくことになります。
利用月 | 使えるデータ通信量 | 使ったデータ通信量 | 繰越データ通信量 |
2020年9月(利用開始) | 3GB | 1GB | 2GB ←10月へ |
2020年10月 | 5GB(3GB+2GB) | 2GB | 3GB ←11月へ |
2020年11月 | 6GB(3GB+3GB) | 5GB | 1GB ←12月へ |
2020年12月 | 4GB(3GB+1GB) | 1GB | 3GB ←1月へ |
2021年1月 | 6GB(3GB+3GB) | 1GB | 5GB ←2月へ |
2021年2月 | 8GB(3GB+5GB) | 3GB | 5GB ←3月へ |
楽天モバイルはキャリサービス(MNO)なので、通信速度が遅いことはありません。
そのため格安SIMに乗り換えてしまうと、遅くて嫌になってしまうこともあると思います。
しかし、y.u mobileであれば速度が安定しているので、ギャップを感じにくいです。
y.u mobileについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

Rakuten Mini・Rakuten BIG・Rakuten Handを使っている人の注意点!
楽天モバイルをRakuten Mini・Rakuten BIG・Rakuten Handで使っている人は、他社への乗り換えに注意が必要です。
どれもSIMカードを使わずに、eSIMで利用するスマホ。

現在日本でeSIMを取り扱っている通信会社は、楽天モバイルとIIJmioのみ。
しかも、IIJmioはデータ通信専用のeSIMなので、音声通話ができないことになります。
つまり、音声通話を利用できるeSIMは、現在楽天モバイルしかないのです。
Rakuten Mini・BIG・Handをメインスマホにして、データ通信も通話もしているなら、楽天モバイルから他社への乗り換えは事実上不可能と思ってください。
もちろん、新しくスマホを買い換えるのであれば、話は別です。
乗り換え後も使い続ける場合に、通信会社選択の自由がなくなってしまいます。
月額2,980円は高いし、ギガもそんなに使わないから乗り換えようと思っても、乗り換え先がないので注意が必要です。
まとめ:楽天モバイルの1年無料終了後について考えておきましょう
楽天モバイルは、月額2,980円でギガ使い放題・通話し放題です。
データも通話も思う存分使う人にとっては、間違いなくコスパ最強の通信サービスと言えます。
しかし、ギガをそれほど使わない人にとっては、実は高上がりになってしまう可能性もあります。
月額2,980円より安く利用できる格安SIMが沢山ありますからね?
1年の無料期間終了後、楽天モバイルを使い続けるか、一度検討してみましょう。
そんなあなたに朗報です!
安心のドコモ回線エリアに対応した格安SIM、y.u mobileにしてみませんか?
音声通話/3GBとプランは標準的ですが、2021年3月1日までの申込みで現金23,000円キャッシュバックキャンペーン中!
月額基本料金は1,859円(税込み)なので、1年で1,859円×12ヶ月=22,308円。
つまり!
キャッシュバックがあれば、月額基本料が実質1年無料になっちゃいます。
高速データ通信できるのは月3GBまでなので、データ使い放題ってわけにはいきませんが、外で動画を見ないのであれば十分。
しかもドコモ回線だから使えるエリアも広くて安心です。
現金23,000円キャッシュバックは、当サイト特設ページからの申込み限定のキャンペーン。
公式サイトからの申込みだと、22,500円キャッシュバックなのでちょっぴりお得。
月額基本料が高い大手キャリアから、格安SIMに乗り換えてみませんか?
y.u mobileについての詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください。
