Zendure（ゼンデュア）のモバイルバッテリーX5を購入しました。
- 大容量15,000mAh
- PD最大出力45W
- 3台同時充電可能
- パススルー給電対応
- 低電力充電モード搭載
さらにX5にはUSBハブ機能も搭載されています。
高級感のあるデザインは、ビジネスシーンでも大活躍。
45W出力でノートパソコン（13インチ程度）へも充電できるので、場所を問わずに仕事をしている人に最適な1台です。
おすすめのモバイルバッテリーなのですが、1つだけ注意して欲しい点も。
本記事では、ZendureのX5を詳しくレビューいたします。
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Zendure X5の外観と付属品（要注意！）
X5はZendureの15,000mAhモバイルバッテリーです。
Zendure （ゼンデュア）は、米国のシリコンバレーと、中国のグレーターベイエリアに拠点を置く、ガジェットメーカー。
顧客の期待を超える製品の開発を目標に2013年に創業されました。
耐久性とスタイリッシュな外観を組み合わせることで、一般的なモバイルバッテリーとは異なるデザインが多いので人気があります。
当ブログでは、日本進出第1号となったモバイルバッテリー「SuperTank」をこちらの記事でレビューさせていただきました。
ぜひ本記事と併せて御覧ください。
X5はシルバーとブラックの2色のカラー展開。
僕はブラックを購入しました。
マットな風合いの外観で、ゴールドとの組み合わせはラグジュアリー感が溢れ、超かっこいいのでおすすめです。
ゴールドのブランド名も、輝いてていい感じ。
サイズは114.5mm×74mm×25mmと、15,000mAhのモバイルバッテリーとしてはコンパクト。
手の中に収まるサイズ感です。
Zendureのモバイルバッテリーはコンパクトな点も特長です。
26,800mAhのモバイルバッテリーSuperTankでもこの大きさですから凄いですよね。
重さは314gで、毎日持ち歩くモバイルバッテリーとしてはギリギリですね。
X5には、USBポートが3つ搭載されています。
USB-Aポートが2つと、USB-Cポートが1つ。
3台のデバイスを同時に充電することができるので、重宝します。
USBポートの横には、電源ボタンとバッテリー残量を表示するLEDインジケーター。
側面には性能が表示されています。
モバイルバッテリーに必要なPSEマークは丸印。
ゼンデュア・ジャパン株式会社によって検証が行われたようです。
2019年2月以降、PSEマークが表示されていないモバイルバッテリーを販売することは、法律で禁止されています。
X5の付属品は以下のとおりです。
- マニュアル
- 保証カード
- シール（かわいい！）
- 充電ケーブル
本記事を読んでいただければ、マニュアルは殆ど読む必要はありませんが、日本語に対応しています。
そしてZendureの製品は全て安心の2年保証付き。
製品に不具合があった場合には、同等の新製品と交換してもらえます。
充電ケーブルは長さ50cmのUSB-C to USB-C。
なお充電ケーブルには、USB-CをUSB-Aに変換するアダプターが付属しています。
この変換アダプターは、USB-IF（Implementers Forum）で定められたUSB-Cの規格外なので絶対に使用してはいけません。
USB-CをUSB-Aに変換することはUSB-IFが認めておらず、最悪の場合、接続デバイスが壊れてしまう可能性があります。
くれぐれもご注意ください。
Zendure X5の性能と特長
Zendure X5の特長は以下の4つです。
- 大容量15,000mAh
- 45W急速充電可能
- USBハブ機能搭載
- パススルー給電対応
高級感のあるオシャレな外見だけではなく、モバイルバッテリーとしての性能も優秀。
1つずつ紹介していきます。
大容量15,000mAh
X5のバッテリー容量は15,000mAhと大容量。
複数のデバイスを持ち歩いている人でも、充電不足の心配はなくなります。
- MacBook Air：0.8回
- MacBook Pro（13インチ）：0.8回
- iPad Pro：1.4回
- iPhone 11：3.3回
- iPhone X：3.8回
- Nintendo Switch：2回
サイズはコンパクトで、重さもなんとか毎日持ち歩けるくらい。
45W急速充電可能
X5に搭載されているUSBポートは、全て急速充電規格に対応しています。
| ポート | 急速充電規格 | 最大出力 |
| USB-C（出入力） | Power Delivery | 45W |
| USB-A×2（出力） | ZEN＋ 2.0 | 18W |
特にUSB-Cは、最大出力45Wで超強力。
13インチクラスのノートパソコンへの給電も可能です。
実際に色々なデバイスへの充電中に電力を計測してみました。
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- Pixel 5／7W（USB-A）
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- iPhone SE／7W（USB-A）
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- Redmi Note 9S／14W（USB-A）
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- Kindle HD 10／5W（USB-A）
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- ノートパソコン／40W（USB-C）
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- Pixel 5／19W（USB-C）
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- iPhone SE／9W（USB-C）
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- Redmi Note 9S／16W（USB-C）
USB-A、USB-Cともに、対応デバイスであればしっかり急速充電できていました。
フル充電にはできないものの、ノートパソコンへも給電できるのは、嬉しいポイントですね。
もちろん、X5本体へも急速充電可能なので、45W以上で出力可能な充電器であれば、2.5時間でバッテリー残量がフルになります。
複数のUSBポートを同時に使う場合には合計出力が最大45Wになるので、ノートパソコンへの充電はできない場合があるのでご注意ください。
また、X5はただハイパワーなだけのモバイルバッテリーではありません。
USB Type-Aポートには、低電力充電モード（X-Charge）が搭載されています。
ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ等では、充電に必要な電流が微弱過ぎてモバイルバッテリーが機能しないことがあります。
そのような場合でも、X5なら安心です。
低電力充電モードに切り替えれば、充電に必要な電流が60mA（0.06A）以下でも、しっかり充電してくれます。
使い方はとっても簡単で、電源ボタンを3秒長押しするだけ。
小さなワイヤレスイヤホンへも、しっかり給電できていました。
USBハブ機能搭載
X5が他のモバイルバッテリーと異なるポイントは、USBハブ機能を搭載していることです。
電源ボタンを2回連続で押すと、LEDインジケーターが点滅し、X5がUSBハブとして機能します。
ノートパソコンは持ち運びに便利ですが、USBポートが少ないモデルがありますよね。
そんな場合でも、X5を一緒に持ち歩けば安心です。
X5のUSB-CポートとパソコンのUSB-Cポートを接続するだけで、USB-Aポートを2つ増やせます。
USBの規格は3.0で、データ転送速度は最大5Gbps（理論値）です。
パススルー給電対応
X5は、パススルー給電に対応しています。
このため、本体充電をしている最中でも、USB-Aポートで他のデバイスに給電が可能です。
本体充電中もUSB-Aで他のデバイスを充電
複数のUSBポートを搭載していても、パススルー非対応だと、本体充電中は何もできないので不便ですが、X5ならそんな心配はありません。
大容量モバイルバッテリーにパススルー機能は必須と言っていいでしょう。
Zendure X5のレビューまとめ
ZendureのモバイルバッテリーX5をレビューしました。
ラグジュアリー感あるデザインでありながら、15,000mAhの大容量でハイパワー。
コンパクトなサイズ感で、毎日持ち歩いても苦にならず、家でも外でも活躍してくれます。
他のモバイルバッテリーよりも価格が高いという弱みはあるものの、USBハブ機能を搭載しているのは、X5ならではのメリットです。
外で仕事をすることが多い人に最適なモバイルバッテリーなので、ぜひ使ってみてください。
なお、デバイスが壊れてしまう可能性があるので、付属のUSB-A変換アダプターは絶対に使用しないでください！
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