USB Power Deriveryの普及により、ノートパソコンにUSB Type-Cポートが搭載されていれば、高出力USB充電器で充電ができるようになりました。
AUKEY(オーキー)のUSB充電器でも、ノートパソコンへの給電が可能なものが多数販売されています。
ただ、僕が普段使用しているノートパソコン「Dell Inspiron14 5490」では、AUKEYのUSB充電での給電ができませんでした。
相性が良くないのかなー?と半ば諦めていたのですが、充電ケーブルを交換したところ、あっさり充電できるようになりました!
詳しい原理や理屈を説明することはできませんが、僕と同様にお困りの方がいたら、ケーブルを交換してみてください。
本記事では、AUKEYのUSB充電器でノートパソコンの充電ができない場合の解決法を紹介いたします。
AUKEYのUSB充電器でノートパソコンを充電できない
僕のノートパソコンを充電できなかったAUKEYのUSB充電器は以下の2つです。
- PA-D52
- PA-B4
DELL Inspiron14 5490は、付属のACアダプターが45W出力。
そのため、どちらもそれぞれ45W・65W出力と、僕のノートパソコンに利用できる急速充電器のはずです。
しかし、接続してみたところ、どちらも充電できませんでした。
電圧は19Vを表示しているものの、電流が足りずにまったく充電できない状態です。
AUKEYのUSB充電器でノートパソコンの充電ができる解決法
試しにUSB充電器とパソコンを接続する、充電ケーブルを変更してみたところ、なんとあっさり充電できるようになりました。
ノートパソコンへの充電ができなかった時に使用していたケーブルは、AUKEY製のCB-CD23でした。
>>【AUKEY CB-CD23レビュー】100W出力可能なeMarker搭載USB-Cケーブル
そして、ノートパソコンへの充電を可能にしたのが、同じくAUKEY製のCB-CD6です。
実際に充電中の電力を計測してみたところ、30W以上の高出力で給電できています。
AUKEYのUSB充電器でノートパソコンの充電ができる・できないケーブルの違い
ノートパソコンの充電ができる・できないケーブルの違いは、eMarkerが搭載されているかどうかでした。
充電できなかったケーブルは、eMarkerが搭載されているハイスペックなUSB Type-Cケーブルです。
一方、充電できたケーブルにはeMarkerは搭載されていません。
eMarkerとは、Power Deriveryに対応したUSB Type-Cにおいて、最大100Wの給電を可能にするICチップです。
USB Type-Cケーブルでも、eMarker非搭載なら最大60Wまでしか給電できません。
eMarkerが搭載されているケーブルであれば、どんな充電器にも対応しているのだろうと安直に考えていたのですが、実際は違いました。
- パソコン
- 充電器
- ケーブル
全ての性能が合致することで、適切な充電環境を作り上げることができるようです。
まとめ:デバイスに最適な充電環境はケーブルも重要
AUKEYのUSB充電器でノートパソコンの充電ができない場合の解決法を紹介しました。
せっかく本記事を読んでいただいているのに申し訳ないのですが、なぜケーブルを交換したことでノートパソコンが充電できたのか?
その理屈を僕は説明することができません。
ただ、USB充電器で急速充電を実現するためには、USBケーブルが重要であることは分かりました。
もし、あなたがUSB充電器でノートパソコンを充電できないのであれば、充電ケーブルを疑ってみてください。
他のUSBケーブルに交換すれば、充電できるようになりかもしれませんよ!
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