LINEモバイルユーザーのちびめがね(@chibimegane_lm)です!
コスパが高くて人気のOUKITEL C12 PRO
- ノッチタイプ 6.18インチ全画面ディスプレイ
- 8MP+2MPのデュアルカメラ
- デュアルSIM
- 価格はなんと1万円ちょい!
Amazonのスマートフォン本体ランキングでも上位に入っています。
OUKITEL C12 PROを実際に使用したレビューはこちらの記事で紹介しているのであわせてご覧くださいね!
格安SIMを利用している人は自分で端末を購入して、機種変更をすることが可能ですよね。
僕も格安SIMのLINEモバイルを利用しているので、対応端末であれば自由に機種を変えることができます。
LINEモバイルでは公式サイトで動作確認済みの対応端末を公開していますが、残念ながらOUKITELの情報はありませんでした。
そこで実際にOUKITEL C12 PROを購入して、LINEモバイルのSIMカードが使えるか試してみました。
今回使用したLINEモバイルのSIMカードは次の2つです(どちらもカードサイズは「nanoSIM」)。
- ドコモ回線 音声通話SIM(コミュニケーションフリープラン)
- ソフトバンク回線 データSIM(LINEフリープラン)
OUKITEL C12 PROを購入しようと検討している方や、これからLINEモバイルに加入しようとしている方の参考になれば嬉しいです。
タップできる目次
OUKITEL C12 PROの対応Band(バンド)周波数帯
SIMフリーの端末を購入する時、端末が対応しているBand(周波数帯)を調べることが重要です。
現在利用中の回線に対応していても、Band(周波数帯)に対応していなければ、電波を掴むことができず、通信できなかったり繋がりにくくなったりする可能性があります。
LINEモバイルでは「ドコモ」と「ソフトバンク」2つの回線を提供しているので、自分が使っている(使おうとしている)回線の(周波数帯)に端末が対応しているか購入前に確認する必要があります。
大手キャリアが使用しているBand(周波数帯)は総務省のホームページで調べることができますが、本記事ではドコモ回線・ソフトバンク回線を利用する場合に端末が最低限対応しておいて欲しいBand(周波数帯)を紹介いたします。
総務省ホームページ>>各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯(PDF)
ドコモ回線を利用する場合に必要なBand(周波数帯)
高速データ通信に必要なBand(周波数帯)です。
LTE/4G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数帯 |
Band19(800MHz) | 低速ですが電波が届きやすいので地方や山間部にお住まいの方は必須のBandです。 |
さらに東京・大阪・名古屋にお住まいの方はBand3(1.7GHz)に対応している端末であれば、「下り」の速度が高速で利用できる機会が増えます。
音声通話を利用する場合は3GのBand(周波数帯)への対応も確認する必要があります。
W-CDMA/3G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数帯 |
Band6(800MHz) | 山間部などにも届きやすい周波数なので必須です。 |
地方や山間部にお住まいの方はさらにBand19(800MHz)にも対応している端末であればさらに安心です。
ソフトバンク回線を利用する場合に必要なBand(周波数帯)
ソフトバンク回線で高速データ通信に必要なBand(周波数帯)です。
LTE/4G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数帯 |
Band8(900MHz) | いわゆるプラチナバンドです。低速ですが電波が届きやすいので地方や山間部にお住まいの方は特に重要。 |
ソフトバンク回線でも東京・大阪・名古屋にお住まいの方はBand3(1.7GHz)に対応している端末であれば、「下り」の速度が高速で利用できる機会が増えます。
ソフトバンク回線で音声通話を利用する場合の3G周波数帯です。
W-CDMA/3G
Band1(2.1GHz) | 現在メインの周波数 |
Band8(900MHz) | 山間部などにも届きやすい周波数なので必須です。 |
音声通話をする時に必要な通信方式が「CDMA2000」となっていたらドコモ・ソフトバンク回線では音声通話を利用できません。「CDMA2000」はauが採用している通信方式です。
ドコモ・ソフトバンク回線で音声通話を利用するなら「W-CDMA」に対応している端末が必要です。
OUKITEL C12 PROの対応Band(周波数帯)
Amazonの商品ページのスペックを確認すると、OUKITEL C12 PROが対応しているBand(周波数帯)は以下のとおりでした。
3G:W-CDMA
- 900(Band8)
- 2100(Band1)
WCDMA方式なのでLINEモバイルの音声通話も問題ありません。
ただドコモ回線で山間部に届きやすい周波数帯のBand6やBand19の記載がありませんでした。
お住まいの場所や使用地域によってはドコモの3G回線を掴むことが出来ず、繋がらない状況になる可能性があるので注意が必要です!
ソフトバンク回線で利用する場合はBand8(いわゆるプラチナバンド)に対応しているので安心して使えそうです。
4G
FDD-LTE方式
- Band1
- Band3
- Band7
- Band8
- Band20
LTE回線も3G回線と同様に、ドコモ回線のエリア対策用周波数帯であるBand19、Band6に対応していません。
地方都市や山間部では電波を捕まえることができない可能性があります。
ソフトバンク回線はプラチナバンドに対応しているので広いエリアで使えそうです。
なおOUKITEL C12 PROが対応しているBand20は800MHzの周波数帯ですが、日本では利用できないBand(周波数帯)です。
Amazonの商品ページにはドコモ回線もフル対応と記載されていますが、都市部に限ったことで、場所によっては使えない可能性があるので注意してください!
LINEモバイルのドコモ回線でOUKITEL C12 PROを使えるか
では実際にLINEモバイルでOUKITEL C12 PROが使えるか試してみたいと思います。
なお本記事に掲載している検証結果は「東京都内」での結果ですのでご了承ください。
OUKITEL C12 PROにLINEモバイル ドコモ回線(コミュニケーションフリープラン・音声通話SIM)のSIMカードを入れました。
LINEモバイルのSIMカードを端末に挿入したら「APN設定」をする必要があります。
- 名前 LINEモバイル
- APN line.me
- ユーザー名 line@line
- パスワード line
- 認証タイプ PAPまたはCHAP
詳しい設定方法はLINEモバイル公式サイトに掲載されているのでご確認ください。
LINEモバイル公式サイト>>APN設定方法(Android)
ドコモのSIMカードが認識されています。
OUKITEL C12 PROはデュアルSIMに対応しているのでSIMカードを入れるスロットが2つありますよ。
LINEモバイルのドコモ回線が利用できれば、暫く時間を置くと「4G」のマークが表示されるはずです。
無事に「4G」マークが表示されました!
LTEを利用した音声通話サービス「VoLTE」のマークも表示されていますね。
では実際にOUKITEL C12 PROでLINEモバイルのドコモ回線が使えるのか回線速度を計測してみましょう。
回線速度の計測はGoogleの「インターネットスピードテスト」を利用します。
Googleの検索窓に「スピードテスト」と入力して検索すると利用できますよ!
こちらが速度計測の結果です。
かなり低速ですが、OUKITEL C12 PROをLINEモバイルのドコモ回線で利用できました!
夜間は回線が混雑する時間帯なので低速になりがちですね。
LINEモバイルのソフトバンク回線でOUKITEL C12 PROを使えるか
では次にLINEモバイル ソフトバンク回線のSIMカード(LINEフリープラン・データSIM)をOUKITEL C12 PROに入れて試してみます。
ソフトバンク回線のSIMカードが認識されました。
しばらくするとドコモ回線と同様に「4G」マークが表示されました。
ソフトバンク回線では「VoLTE」の文字は表示されません。これはデータ通信SIMだからだと思います。
OUKITEL C12 PROはLINEモバイルのソフトバンク回線でも利用できるようです。
回線速度を計測してみます。
同じ時間帯、同じ地点で回線速度を計測したのですが、やはりソフトバンク回線でも速度はそこまで速くありませんでした。
LINEモバイルのソフトバンク回線はドコモ回線に比べると速いと言われています。
ちびめがねアンテナではUMIDIGI A3 ProというSIMフリースマートフォンでもLINEモバイルが使えるか検証したのですが、その時は同じ時間帯でソフトバンク回線が爆速でした!
ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
LINEモバイル公式サイト>>
LINEモバイルのソフトバンク回線でもOUKITEL C12 PROが使えることが分かりました!
まとめ:LINEモバイルでもOUKITEL C12 PROを使えますがエリアの制限がありそうです。
OUKITEL C12 PROにLINEモバイルのドコモ回線・ソフトバンク回線のSIMカードを入れて使えるか試してみました。
ドコモ回線でもソフトバンク回線でも使えるようですが、対応していないBand(周波数帯)があるので注意が必要です。
特にドコモ回線で使う場合、地方や山間部などでは電波を掴むことが出来ない可能性があります。
もしあなたの住んでいる地域や、よく行く場所がどのBand(周波数帯)で利用できるのか分からなくては不安な場合はドコモ・ソフトバンクの公式サイトでエリア情報を確認してみてください。
購入前に必ず対応エリアを確認するようにしてくださいね!
ちびめがねアンテナではLINEモバイルのお得なキャンペーン情報や便利な使い方をこちらの記事で更新していますのでチェックしてみてください!